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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   レンタル社会   うくほ

何といっても、現代技術を特徴づけるのは豊富な工業製品の氾濫であろう。少なくとも先進工業国においては、高い生産性に裏づけられた安価で高品質の工業製品を容易に入手することができる。このことが豊かさの象徴である。そして途上国においても、そのような豊かさが目標として設定されている。(要約)私は、物の所有にとらわれずレンタルの考え方で生きていきたい。
そのための方法として第一に、物を持つことだけに価値観を持たないことだ。例えば、私はアニメが大好きで、自分の部屋のほとんどは、アニメのグッズなどで占領されている。例として、壁にはポスターが八枚貼ってあるし、机の上には私の一番好きなアニメの時計が三つある。母が私の部屋にくる事に、「ポスター貼りすぎだから何枚かはがして…。」とか言われるし、あきれられるが、私はそのグッズ類があるからこそ、自分の部屋が昔以上に好きなのだ。もしこれらが無かったら、今頃はどうなっていたのだろうか、想像もつかない。だから私は、物を持つことだけに価値観を持たないことだ。
また、第二の方法として、レンタルのしやすい社会の仕組みを整備していくことだ。例えば、私たちの価値観はライフスタイルの変化で変わっていく時代になった。だからこそ、その時々に必要な機能を買うという方法がぴったりなのだ。物を売るというより、その機能を売買するような仕組みをつくっていくことが望まれる。そのためには情報化が役に立ちそうだ。だから私は、レンタルのしやすい社会の仕組みを整備していくのはいいと思う。
確かに、人間関係までは貸し借りができない。でも、「限られた人生で、大事なことは、「何をするか」ではなく「何をしないか」である。」という名言もあるように、物の所有のみにこだわらず、自分に必要な物を機能としてレンタルして必要充分という生き方をしていきたい。

   講評   kira

 詩織ちゃん、こんにちは。今回はレンタルといったテーマ。最近ずっと世界の話題になっていることが環境問題です。エネルギーの問題です。限りあるひとつの地球に住んでいる者として、浪費はかりはできない。そのアプローチは、科学者と経済学者では少しちがっているそうです。
 科学者はエネルギーは保存できると考え、効率を上げようとする。経済学者はエネルギーの単価を上げることで節約しようとする。いずれにしても、今までのように作っては廃棄する方法ではないのです。
 それにしても、豊かな時代の申し子としては自分のこだわりの品は尽く手に入れたくなりますね。この欲望をいかに一点集約するかが、地球にやさしくなれるポイントかも。だからミニチュアやフィギュアがあるのかな。
 これからは知恵や知識もレンタルして最もよい循環をはかる時代になるのかもしれないね。詩織ちゃんが指摘するように「情報化社会」がその使命を果たしてくれそうですね。
 「今ここにあるもので何ができるかを考えること」をいつも考えていきたいね。(錬金術以外で。笑)

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