対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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出る杭は打たれる 茶翅ゴキブリ
周りの友達を見てみると、それなりになんでもできる人はいても、一つだけずば抜けてできるという人はいない。テストでの総合点での一位はほぼ同じ人が取っているが、各教科での一位は結構変動する。社会に本当に必要なのは、万能タイプより一芸だけを極めたタイプであるはずだ。なのに、学校では、万能タイプのほうが何かと得なのだ。このせいで、自分の本当の得意分野が持てない人が多い。これは直さなくてはならない重要な問題だ。
この問題を生んだ第一の原因は、日本人特有の横並び意識である。日本の学生はみんな同じような格好をしている。特に、女生徒なんかは、同じような髪型に、同じようなかばん、同じような歩き方。後姿そっくりさんがいっぱいいる。これでは、だれがだれだかわかんない。あと、能力も横並びにしたがる。テストでいい点を取った人は、「お前おかしいし。」とか言われる。こんなこと言われてもあまりいい気分にはならない。
もう一つの原因は、学校の制度がそうなってしまっているからだ。数学の才能が飛びぬけてて他はてんでだめな人でも、すべての授業を受けなければならない。スポーツが得意で他がだめな人も、すべての授業を受けなければならない。学校は、得意分野を伸ばせる場所になっていない。いろいろなことを均等に伸ばす場所になっている。義務教育の終わった高校でも、家庭科もあるし、音楽もある。受験が目的のはずの進学校には全くの無駄である。
確かに、ゼネラリストを目指すことは悪いことではない。しかし、「個人の能力とは、すべての能力を足したものではなく、特出したものだけの値。」だと思うので、スペシャリストが今の社会の中で望まれるだろう。
講評 kira
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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