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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   古いものでも自然と残っていく。   ☆マリー☆

 人間は他の人間と自由にまじわることができる。自由な人間関係のなかで、ひとつの例外が血縁の関係、とりわけ親子の関係である。しかし、現代、親子という関係が「問題化」してきた。変化する社会のなかで親と子の経験がまったく異質化してしまった。社会が進歩し、変化するかぎり、親子のあいだには、大きな落差がつくられていく。安定した関係はグラつき、親子のあいだには一種の緊張関係がうまれてゆく。私たちは社会の変化を受け入れ、新しい親子関係をつくっていくべきだ。(要約)
 私は母よりパソコン打ちが速い。母はパソコンに関する仕事もしていないせいか、全然できない。しかし父はパソコンを毎日仕事でつかっているのでとてもパソコンとなじんでいる。父がつかっていたからか私はいつのまにかパソコンを使えるようになった。この前、母が友達にメールするためにパソコンに挑戦した。しかし、どこにあるのかさえわからず、30分くらいたってようやく打てた。それから母は携帯を使うようになった。
 今はとてもすぐれた機能をもつものがでてきた。それは「クーラー」だ。これは部屋に設置でき、部屋を涼しくするものだ。でも外にでるととても夏は暑い。そこでクーラーをつけようと思っても、大きのでもってこれない。しかし昔から伝わるうちわやせんすを使うととても便利だ。よく電車にのるとせんすをあおぐおばあさんでいっぱいだ。私も部活が外なので、休憩のとき、うちわを使ってすこしでも涼しくなろうと思っている。あえて残さなくても自然とのこっていくものもある。
 しかし昔の親子関係は親が学んできたことを親が子に教えるというふうだった。しかし変化激しい時代には親も子も違う道を歩んでいくようにならないのかもしれない。

   講評   koni


 今回の目標は、「●700字」でしたが、大変よくできましたね。

 第一段落の要約は、上手にまとめることができましたね。
「私たちは、社会の変化を受け入れ、新しい親子関係を作っていくべきだ。」と是非の主題が明確にできました。

 第二段落では、最初に、理由1を書きましょう。例「第一の理由として、適応力がないと、新しい時代についていけなくなるからだ。」
パソコンの実例は、とてもいいですね。親世代が子供のころに使うことなく育ったものがたくさんありますものね。今の子供たちは、親から習うよりも友達から教えてもらったり、教室へ行ったり、自分で調べたりして習得していくものがたくさんありますね。

 第三段落では、最初に、理由2を書きましょう。例「第二の理由として、よいものは、自然と残っていくからだ。」
この実例も、とてもいいですね。自分の体験実例を挙げて、詳しく説明できました。

 第四段落では、反対意見の理解をして、名言の引用と是非の主題で結ぶといいですね。例「確かに、昔のように親子が同じことを伝えていく方が、安定はある。しかし「脱皮できない蛇は滅びる(ニーチェ)」という名言もあるように、私たちは進化し続ける時代の中で、新しい親子のあり方を模索していくべきだ。」
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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