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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   子供と大人の読書について   えしい

 みなさんには、まだ字を読めないころの読書体験がありますか。想像を絶するほどおもしろかったのです。そのおもしろさを、想像してみてください。そこにあったのは、実に不可思議な世界です。本を読むというのは、そこにあるものをこちらに運ぶような機械的な作業ではない。場合によっては、作者の意図をもこえて、我々の内になにかを作り上げて行くことなのだとおもいます。
 今年、学校の宿題が、読書感想文になりました。そこで本屋で買うことにして、宮沢賢治、夏目漱石などの本にしました。『坊っちゃん』という本にしました。作者は『我輩は猫である』で有名な、夏目漱石でありますが、辺りを見渡すと、宮沢賢治などの本は、誰も買ってくれませんでした。あの有名な宮沢賢治の本なのに、どうして、文庫本やマンガやコミックや雑誌などを買うんだろう、と思いました。しかも、絵本にも目を向けてくれません。お母さんであったら買いますが、他人は一冊も見てくれません。夏休み前、図書室に行きましたが、『注文の多い料理店』が、まだ本棚にはさまれておりました。つまり、人気がなさそうです。現代の子供は、マンガに夢中になっているとしか考えられません。
 子供が興味を持っていないと言えば、逆に大人に人気のドラマです。高学年は見ていることが多いですが。その他の人は、アニメです。映画もそうです。子供が興味を持ってそうなのは、『ポケットモンスター』『金色のガッシュベル』などです。やはりアニメ映画です。大人はこういうのを見ることは少ないです。見るのは、感動するドラマです。それにしても、何歳になったらアニメ映画を見なくなるんだろう、と思いました。
 読書は人間にとって、冒険である。最後のところには、さらに感動するところがある。それに対し、マンガはいつまでも終わらない。1巻、2巻…と続くからだ。でも、ぼくは、大人が文庫本を読むだけでいい、と思いました。そしたら習い性となって、けっしてマンガを読まなくなるのですから。

   講評   miri


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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