対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日4215 今日1801 合計61576
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   みなさんには、まだ字を(感)             えめま

 わたしにとって読書は、謎に満ちた物語、
通常の音階を持たぬ歌です。そして、作者の
意図をもこえて、我々の内になにか作り上げ
て行くことなのだと思います。幼い日に読ん
で血をわかした本が、後年読み返してみると、
思いの外つまらないことや反対に年を重ねる
ことによって本の妙味がわかるようになった
りもします。人によって本の読み方が違うが、
自分流の読み方をするところに読書の楽しみ
があるのです。
 私にも、人によって本を読んだ時の気持ち
が全然違うと感じたことがあります。私が読
んでとても面白かった本を妹にすすめた時の
ことでした。妹が本を読んだ後に感想を聞い
てみると、私と反対に、つまらなかったとい
うものでした。その時、私はまるで妹と違う
本を読んでしまったような気持ちになりまし
た。
 読書とは、時には人によってまったく違う
ように感じられる不思議で面白いものだと思
います。さらに、読書には、一回だけではな
く何回も何回も読む事によって新しい事を学
べるという良い点もあると思います。

   講評   hutu

人によって感じ方が違い、読む回数に応じて感じることが増えていく「本」というものの持つ力は、大きいですね。そんな力を感じ取れるくらい本に親しんでいるセコイアさんはすてきです。

<要約> 長文の内容をしっかり読み取り、自分の言葉を補いながらまとめることができました。
<体験実例> 同じ生活環境で育った姉妹でも感じ方は違います。ぴったりの似た話を見つけることができました。セコイアさんは、その本のどんなところを面白く感じて妹さんに勧めたのでしょう。妹さんはつまらなく感じたそうですが、どんな本を好むのでしょう。もう少し書き込むと、作文にセコイアさんらしさが出ますよ。

<たとえ> 全然違う感想を聞くと、「あれ? 同じ本だよね。」とびっくりしてしまいますね。
<一般化の主題> セコイアさんの体験から気がついたことを大きな視点でとらえてまとめることができました。読書の楽しみはセコイアさんの意見の通りですね。色々な本を読んでくださいね。その中から、眠るのを忘れたり、引っ越しをしても手放せない作品をみつけられればそれが長くつきあう一冊になりますよ。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)