対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ちょっとのろわれるかもよ B-DASH! えせよ
目あきは、何でも見えるがために、自分は何でも解るとおもっている。しかし、その人たちが見ているのは実際に見えるものだけだ。でもその中で記憶に留まるものは百万分の一に過ぎないはずだ。一方盲人は眼の代償として心の眼をもっていて、それは先にいくにつれて本物よりもよく見える。それは全ての器官を「見る」ために動員する。しかしこれには、周囲のものにたいする「優しさ」が必要だ。生態系には、荒唐無稽なこと、ばかばかしいものが満ちている。盲人は、それらを許容する「優しさ」をもっている。いま、そのような自然との調和が必要になっている。
快適に過ごすためには重要なことだけを見極めるべきだ。生きていられる時間は限られているのだから、無駄なことは避けて有意義にすごした方がいい。余計なことをしていると大事なことをやり遺したりとかして子孫に迷惑かけるよ。ちなみにここでいう無駄なこととは先生様の命令(つまり雑用)などである。ていうかアレ本当に腹たつったらありゃしないよ。そのぐらいのこと自分でやれっての。そのうち手足がなくなって海鼠とかウミウシたくなるねアレ。輪切りにして食われちまえ!
しかし、余計なことを一切排除して生きるのも味気ない。目的とは無関係なことをいっぱいするうちに、なにか答えがみつかるかもしれない。それに、一度きりの人生楽しんだってばちはあたらないさ、うん。だってのび●くんを見てみなよ。一見無駄なことしかしてないけどすごい幸せそうじゃない?ああいうのは楽しいだろうね。死ぬときも後悔なんかぜったいしないよね、あれなら。
要するに、余計なことをするかしないかじゃなくて、満足して死ねればそれでいいのだ。あとから思い返して「あーすりゃよかった」とか考えることほど無意味で不必要なはあるまい。だからみなさん、生きていられる今を存分に楽しむことだけを考えましょう。それが良かったか悪かったかなんて、どんなに考えたって答えはでないんじゃないかな?悩む暇があったら身体を動かさないと海鼠になるよ…(呪)
講評 miri
<第1段落>要点をおさえることができました。
<第2段落>先生様の命令の具体例がほしいところですね。
<第3段落>のび〇君をあげたのはすばらしいです。「目的とは無関係なことをいっぱいするうちに、なにか答えがみつかるかもしれない」というのもとてもよいですね。
<第4段落>海鼠にはなりたくない。。。非常に勇気のある発言です。「楽しむ」ことだけでは、ふと不安になる人種らしいから。「こんなにシアワセ、、、でも、シアワセって怖い! 」というような強迫観念がどこかにあるのも事実ですね。
また、一見むだなこと、つまらないことにも、「実は」という隠された味付けがしてあることもあるので、注意ですね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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