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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大切なユーモア(清書)   くろーばー

 イギリスではユーモア感覚が高く評価されているのに対し、日本はそれほどまでにユーモアを高く評価していない。ユーモアというものは論理では解釈するのではなく、センスの問題になるのだ。
 私も著者のように日本ではあまりユーモア感覚が高く評価されていないように感じる。でも、私のクラスメートはいつも明るくて、みんなを笑わせている。授業中でもその勢いは止まる事がない。くだらないけど面白いのだ。
「本日、大特価セール!先生のジョーク一回二十円!(安いのか高いのか分からない。)授業つきなら五十円!(えぇっ!まだ小学生なんだから義務教育でしょ!?)まいどー!」
と意味の分からないことを大声で言い続け、最後には「いい加減にしろ。しつこいぞ!」という先生のお怒りを買う事になる。(笑)この子のように、子供というのは無邪気で明るい生物(?)なのだ。(とは言っても暗ーい子もいるのだが。)だがしかし、大人になるとたいていの人は昔のように楽天的な考えを仕事・職場まで持ち込まない。そこに注目してみると子供のほうがリラックスしたゆとりある生活をしているように思われる(ゆとり教育?)。そして先生はどうだろう。確かに生徒にはまともな(?)大人になって欲しいだろうが、ちょっとガヤガヤしたり、小さな声で喋ったりしただけで驚くほどとてつもなく怒る先生もいるのである。(その先生は今はいなくなっていて、皆喜んでいる。)私の担任は、寒すぎるギャグを言ったりして、みんなはまるで氷のように凍りついている。
 ユーモアの感覚がある人———といえばうちの父も寒いギャグを言っては家族全員を呆れさせている。「布団が吹っ飛んだ、か?あっはっはっは!」・・・・・・・・・・・・・。家族全員がシラーっとしてしまう。「もうちょっとましなの言ってよね、言うなら!」皆の反応は毎回変わらないが、父は楽しんでいるのでいいとしよう。(それでいいんだ。)でも毎回反応してあげている(?)私と母もある意味すごいかもしれない。笑ってあげる優しさ!?とにかく「ユーモア」はうちの家にとって結構重要だ。怒られているときでも父がさりげなーくギャグを言うと、母はガックリきて怒る気力をなくす。それに日常生活の会話の中で笑っていない日が一年で何回あるだろうか。あったとしてもその日一度も笑わなかった、という日はめったにない。日々の生活で『物』以外にこれほど大切なものは指折りで数えられるほどだと思う。
 人間にとってユーモアというものは、ゆとりをもって楽しい生活をしていくのに欠かせないものだと思う。いくらお金があっても、財産があっても、生活の中に「ユーモア」がなければちっとも楽しくないはずだ。もし私がそのような立場なら、ちっとも面白くないと思う。言葉の森でも『ユーモア表現を入れる』というのがある。かたっくるしい文章だと面白みがないからだ。『笑う門には福来る』と言うように、ユーモアはとても大切なものだ。私はこれから、イギリス人のようにユーモアを日常に取り入れ、もっともっと面白みのある生活になるように心掛けていきたい。

   講評   yoo

 くろーばーさん、こんにちは。今月は、ユーモアたっぷりの素敵な感想文を清書に選びましたね。二学期は行事も多く忙しいかもしれませんが、この調子でがんばろうね! たいへんよくできました。(^o^)/
     

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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