対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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言葉について考える グレープフルーツ
「言葉」はそれぞれの文化の大切な一部だ。言葉はその国や地域の人々の生活そのものである。しかし、言葉が違えばすれ違いも生じる。同じように、日本では、標準語と方言が存在し、その二つの間に問題が起こることも少なくはない。しかし、その一方で方言はそれぞれの地域になくてはならないものでもある。
方言は、ある意味、その地域に住む人たちにとっての共通語である。そのため、方言がなくなってしまえば、当然その地域の雰囲気も標準的になってしまい、それぞれの個性が失われてしまう。おおげさかもしれないが、全国で標準語が使われるのであれば、わざわざ県や市にわける必要もあまりなくなると思う。例えば、私は名古屋出身なので、母の実家に帰ると、親戚一同名古屋弁でしゃべる。私にとって、その家で標準語をしゃべるのは、敬語でしゃべるのと同じぐらい、かたい感じになるのだ。その家の外、スーパーや近所の道端でも名古屋弁があふれている。それほど、方言は地方にとって大切なものなのだと思う。
しかし、場所が変わればそのような方言は通じなくなる。例えば関西で名古屋弁をしゃべれば「あなた、どこの人?」と聞かれてしまう。だから、標準語はとても大切だ。なぜなら、単純に言ってしまえば、日本全国で通じる言葉だからだ。標準語を使うことはとても大切だ。他の場所に行っても方言を使っている人と標準語を使っている人ではイメージにも差が出てくる。
大事なことは、私達が日常気付かず使っている言葉についてもっと注目することだ。「花はだれが見ていなくても咲いている。」という名言もあるように、言葉は目立たないところで私達の役にたっている。
講評 takeko
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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