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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分に合わせて   

私たちが生きているこの世の中で自分と相手を比べたり、目標を決めて一人一人進んでいく道がある。
このような世の中だから、私たちにとって物事を相対的に見ることはとても便利なことである。例えば、『今回のテストでは、○○ちゃんに勝とう』と現実的に目の前にある目標をつくることができる。それによってよりいっそうがんばろうというやる気や取り組み姿勢が倍増する。そして、もしそのテストで○○ちゃんに勝つことができたなら、次のテストへの意欲も倍増するだろうし、もし目標に達することができなかったら、悔しい思いが勝ったときにできる意欲よりも大きなやる気へと繋がり、どんどんいい結果へと○○ちゃんという目標が導いてくれるだろう。
実際私もこのやり方でさまざまな思いを経験したことがある。始めのほうは自分と同じレベルの人をライバルにし、いい結果を出すことができた。またあるときは、前回の目標がクリアできもっと高いレベルの人をライバルにし勝つことができなく無茶をして悔しい思いをしたこともある。
しかし、目の前の一回ずつの目標ばかり作りすぎて人生の目標を見失わないように、人生には絶対的なものが必要なときもある。例えば、『自分の将来を考えるときに今の私だったなら医者になれるかもしれない』とある日決めたとする。でも学力的や今の物事へのやる気を考えただけで『保健室の先生でいいや』と少しレベルを下げてしまったならば本当の自分は何になりたいのか、大切な人生をいい人生にできなくなってしまう恐れが発生する。先程の目の前の目標のようにすぐに結果のでるコロコロと変わる目標ではなく、一生をかけて決して変えることのできない大きなレベルの高い目標を作ることが大切である。
けれども、相対的なものも絶対的なものも大切であるが何よりも大切なのは、自分で目標などを臨機応変に判断していくことが大切である。名言に『できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。』という言葉がある。このように絶対的なものを一人で決めていくよりも、生きていく中で他人と協調しつつ判断していくことが必要である。
今の私たちは目の前にある目標がたびたびでてきたり大きな目標を将来の夢として考えていかなければならないときである。そんな中で私たちはひとに決めてもらう必要のない自分で決めていかなければならない目標があり、自分だけでは決めにくい大きな目標だから、親や友達を頼らないと決定することのできない目標がある。それが、どんなに大変で複雑なものでもきちんと納得がいくまで悩んできめていくのが理想だと私は思う。
これから、いろいろな目標とぶつかっていくけれどもがんばって納得のいく結果をだし大きな目標も達成していきたい。

   講評   mako


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