対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ルールの厳しさ 悟空
私は二十年ほど前から、人間は自らを飼育し、家畜化——自己家畜化していると述べ続けている。まず人間は、人間自身を飼育しているのではないか。人間は自らを自らで飼育し、馴化している。自己飼育、自己馴化である。人類学の教科書には、こうした説明が載せられているものがある。一般には、これは否定的で比喩的にしかとらえられない。だれも自ら好んで飼育され、ならされていくことなどないと感ずるからである。比喩として言えば、現代の青年や子供は、座敷イヌと類似している。自己家畜化が、特殊な条件下で自己ペット化に至ったものと言えよう。僕は、ルールを守るばかりではなくたくましく生きていったほうがいいと思った。(是非の主題)
僕は、ルールを守るばかりではなくたくましく生きていったほうがいいと思った理由は、第一にやはり人間いうことばっかり聞いてもいい事は、ないからだ。(複数の理由一)僕の通っている学校は、あまり規則はないけれど、先生のほうがうるさいです。例えば先生自身が授業に遅れるのに生徒達には、授業時間までにすわれといわれるとムカッと来る。あと、生徒には、悪口を言うなといって先生が悪口を言っているというのがいやだ。もちろん言われたほうも悪いこところがあるけれど、でも人には、言うなといって自分が言いと言うのはいやだ(体験実例)
僕は、ルールを守るばかりではなくたくましく生きていったほうがいいと思った理由は、第二にストレスがたまってしまうからと言うことだ。(複数の理由二)学校で意味のない規則ばっか作ってそれのそいでストレスがたまってしまうこともあると思う。
確かに相手の言うことも聞かなければならないというここもあるけどでもそれじゃ何かペットみたいに飼われている気がして僕は、嫌だと思った。全てが自分の思うとおりに行けばいいのにそんなことを無理だ。だがこんな名言もある。自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。(名言の引用)自分の生きていたしるしをつけるということだと思う。やはり僕は、ルールを守るばかりではなくたくましく生きていったほうがいいと思う。(是非の主題)
講評 hota
まず、満点で、進級テスト合格です。おめでとう。がんばりましたね。字数もしっかり、912字もありました。ただし書きも、バッチリでした。
要約もいいね。「複数の理由」「体験実例」「名言の引用」「反対意見への理解」「是非の主題」すべてがうまく入っていました。実例も、社会実例の方はちょっと苦しかったけれど、よく考えましたね。今回は、「名言の引用」もちゃんと入ったね。よかったです。名言は、「 」でその言葉をくくっておくと、もっとわかりやすいですよ。
今回は、名言のあとの、「自分の生きていたしるしをつけるということだと思う。」というところがいいね。「自分の生きていたしるし」。いい言葉が出てきましたね。本当によくがんばりました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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