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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「助け合い」の精神を守る   シーラカンス

 ヨーロッパと日本ではだいぶ文化が違い、長所や短所も違う。人間は市民として対等の存在でありそのことを各人は把握していているから、個人としてのあり方は独立的で強く頼もしい。日本でこのようなことはまずないが、ヨーロッパのような個人のあり方を持つためには、強い対等の人格になることだ。しかし、そんなヨーロッパにも短所があり、それは個人が利己的な考えを持つため、いづらくせまくるしいということだ。せまくるしいため友達の助け合いやお互いに愛し合うということに対して乏しいのである。ヨーロッパの見習うところはあるがうまく短所と長所を分離させることは出来ない。では、双方にどのような利益があるのだろうか?《要約》
 ヨーロッパの個人的な思想を持つように、個人の自立をすることは大変必要なものだと思う。個人個人で自立しないと困ることもある。例えば、いつまでも人や友達に頼りながら生活していると大人になってから問題になる人がいる。大人になるとレストランや料理屋に行った時、洋食ならテーブルマナー、和食なら箸づかいなどが正確に出来ないとこんなことがおこる。私は一昨日テレビの夜の特報で、寿司の行列店の店紹介の番組を見ていた。そのなかで周囲の客の感想や食事中の映像がでた。この映像でものすごく箸づかいが下手な人が出ていて、子供より持ち方が間違っている様だった。身近でマナーのない大人を見ると他者から顰蹙を買われる。私の両親や近隣の人も口をそろえて言っていることは「マナーは子供のうちに身に付ける」ということである。大人になっても親に甘える姿を見せるのは他者から変な目で見られるもとであり、自立をしなくてはいけないのだと私は思う。《構成》《題材》
 ヨーロッパより日本に多く存在する「助け合い」や「愛情」などは相手とのコミュニケーションをとるためには欠かせないものである。一人だけでクリアすることの出来ないものなんて世の中にたくさん存在する。私が思うに、チームプレーがあってこそ強くなるものもある。それは野球やサッカーなどの球技で、野球の場合、個人で守備するのもなくてはならないものだが相手チームへの作戦が個人で独立していたら、ミスも増える。だから、チームでの助け合い、協力が必要なのだ。トヨタ社の車は世界二位の生産台数を誇るが私はこれだけの車を生産するにはとうてい無理でこれには分担と協力があるのだと思う。車は作業過程を飛ばしてはならない仕事であるから、遅れて作業している人の手伝いや欠席分の分担など様々な面で工夫していると思う。車にはたくさんの人々の手が加えられ、そしてその人たち全体の協力、助け合いの心を感じさせるものがあるのではないか?《構成》《題材》《表現》
 最初にドイツの長所と短所を分離することは出来ないと説明した。これから、ドイツと日本の長所を抜き出した。しかし、もっとも良い文化を作り出すためには、ドイツの文化を学びつつ、日本の土台である「助け合い」の精神を守りつづけることだ。「どんなものにも長所がある」という名言にもあるように、日本の素晴らしい文化を崩さないように他の文化を学ぶべきである。《主題》《表現》

   講評   miri


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