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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   他人とのかかわり   悟空

じぶんがだれかということがよくわからなくなるとき、じぶんのなかにほんとうにじぶんだけのもの、独自のものがあるのかどうか確信がもてなくなるとき、ぼくらはじぶんになじみのないもの、異質なもの、それにちょっとでも接触することをすごく怖がる。ぼくらはじぶんの存在をじぶんという閉じられた領域のなかに確認することはできない。ちょっとややこしい言いかたをすると、ぼくらには「他者の他者」としてはじめてじぶんを経験できるというところがある。他者の他者としてのじぶんを意識できないとき、ぼくらの自己意識はぐらぐら揺れる。あるいはとても希薄になる。ぼくは、他人とのかかわりをえて生長したほうがいいと思う。(是非の主題)
ぼくが、他人とのかかわりをえて生長したほうがいいと思う理由は第一に、なにも他人とのかかわりがないとなに分からないことがあったときわからないままになるからだ。(複数の理由一)例えば、勉強をしていてわからない所があった場合誰かしらいないと分からないからだ。(体験実例)
ぼくが、他人とのかかわりをえて生長したほうがいいと思う理由は第二にかかわりを持つことによっていろんなことが分かるからだ。(複数の理由二)
確かに自分でやることも大事かもしれないだけどぼくは、他人とのかかわりをえて生長したほうがいいと思う。(反対意見への理解)(是非の主題)

   講評   hota

 悟空君は、何度も言ってきましたが、要約が本当に上手になりましたね。今回も、ほどよく全体から、必要な部分が抜き出せています。今回の長文も、少し難しかったですが、なかなかいい内容でしたね。「「他者の他者」としてはじめてじぶんを経験できるというところがある」。つまり、他人との関わりを通して、より自分のことがよくわかるということですね。
 複数の理由と「反対意見への理解」、「是非の主題」はよかったね。「体験実例」は、もう少しくわしく書けるとよかったなあ。「社会実例」も、何か探してみよう。それから、「名言の引用」も忘れずにね。
 あと、「生長」は、主に植物などが育っていく時に使います。人間の場合は、「成長」ですね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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