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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   社会の一員として   キティ

私は、ある程度の自己家畜化は必要だと思う。
 第一の理由として、規則正しい生活をすることによって、一日を有効に使うことができるからだ。私も、その事をつくづく思った時がある。
『規則正しい生活を心がけよう!』
これは、夏休みなど長期休暇前日くらいに配られる、学年便りに毎回書いてあるコメントだ。私はこの文を読む度に、決意する。
「よし、今年こそ規則正しい生活をしよう!毎日早起きするぞ。」
しかし、必ずこの決意は果たせない。心のどこかで今日は学校行かなくてもいいんだ、という安心感が見え隠れする。そんな失敗を繰り返ししているうちに、ああ、やっぱり人間には何か元になる基本がないと、生活しにくくなってしまうのだな、と感じた。何か建物を造るにも、設計図がないと完成しないのと同じものなのだ。次の休みには、もっと計画的にして、頑張って実行できるようにしようと改めて決意した。ちなみに、その事に気をとられていたら、もうすぐそこまでテストが迫ってきていて、あわてて机へ向かう私であった(笑)。
 また、第二の理由として、みんなが自由気ままにやっていたら社会の秩序が保てなくなるからだ。個人で好きなことをやりたい放題やったら、めちゃくちゃになってしまう。店は行きたい時に閉まっていたり、電車などはストップしてしまったり……。しかし、そもそもどうして、「時計」や「カレンダー」などがあるのかを考えれば、この問題は解決のではないだろうか。これらは、人が生活していくうえで全て自由気ままにならないようにするためのものだと思う。「時計」や「カレンダー」などの目安があることにより、普通の生活で困ることなく、スムーズに毎日をおくることができるのではないかと思う。
 確かに、人間には自由も必要だ。全て規則のようにして生活していると、本当に自分のやりたい事も、できなくなってしまう。しかし、「人はその制服のとおりの人間となる。」という名言があるように、私たちはシステムに合わせて生活していくことで、社会の一員となれるのだ。

   講評   koni


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