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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   郷土の自然を守るために   えひな

 私は、自然を守るためにできるためにできることを二つ考えました。
 第一は、ゴミを出さないようにリサイクルすることです。例えば、私の家ではコンポストをやっています。生ゴミをくさらして肥料にする機械です。私はよく生ゴミを捨てにいきますが、とても中はくさく、虫もたくさんいました。でも、一ヶ月もすればとてもいい肥料ができます。
 第二は子どものころから、このように豊かな自然に接することです。私は、よく学校の裏にある山に遊びに行くことがあります。大きな木やあちらこちらに生えている草などさまざまな植物があります。その間をくぐりぬけて、秘密基地をつくったり、遊んだりするととても楽しいです。
 自然とは、人間が守っていかなければだめになると思います。だから、私は少しでもいい方法で自然を守っていきたいです。

   講評   huzi

 「自然を守るために、私たちができる具体的なことについて」が課題でした。自然を守りたいという気持ちはじゅうぶんにあっても、そのための具体的な(くわしい)方法を説明するのは難しいものです。また、今回のテーマは出題されやすいジャンルだと思います。一度答案を書いておくと、考えがまとまって、いざというとき使えるかもしれませんね!
  「二つ考えました」と、意見が二つあることをはっきりしめす一段落目は◎です。最初の段落は、短くわかりやすく。これは、これまでの課題でも説明した方法ですね。もう、覚えたね。
  方法としてあげた「ゴミを出さないようにリサイクル」「豊かな自然に接すること」、どちらも自分の体験の中に見つかってよかったね! たぶん、同じ方法を思いつく人は他にもたくさんいると思います。そこで大切なのは、自分が実際にやっているという事実。そう、体験実例ですね。
 コンポストは、環境を守るために家庭でできるゴミ処理法として注目されていますね。奈未ちゃんの家では、さっそく取り組んでいるのですね。いい肥料ができるのか……その肥料で花や野菜を育てることができればさらにいいですね。
 山遊びの例もよく書けています。草木の間をくぐりぬけて秘密基地を作るのは、楽しそうですね。自然の中で遊ぶことが、自然への親しみを育てるのですね。
 結びには、【一般化の主題】を書けたね。「いい方法」とは、「取り組みやすい方法」とするといいですね。第一と第二に書いた方法が、取り組みやすいものだからです。
 くさらして → くさらせて

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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