対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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笑う角には福来たる ブラックベーダ
いつも暗い顔をしていれば運もにげていく。もし、幸運がほしいなら、日常のおくり物一つにも心があることが大切である。困難のない人生などない、これが人生の運を考えるときの大前提である。(要約)
「あはははははは」
と、笑っている人はよくいる。「笑う角には福来たる」と言うようによく笑っていると福が来るとよく言う。
笑いはとても気持ちのいい物だと思う。笑っていると、気持ちがいいだけではなく、福が来る。だがただ笑っているだけで福はこない。自分なりに努力をしないといけない物である。ずーっとだらだらしてニヤニヤ笑っているだけでは絶対に福は来ない。橋が見あたらないので笑いながら待っていても福は来ない。「橋はないのか?」と探さないと橋は見つからない。なので自分も少しは努力をしなければいけない。福は自然に来るのではなく自分の努力を積み重ねて福が来る物である。
笑いには色々な種類がある。例えば良い景色を見ているときなども笑っている。他にもお礼を言ったりするのも笑いである。人間は知らないうちに笑っている。笑っている人はイライラしていない。笑わない人は、この世にはいない。どんなに貧しい家でも笑いのない人はない。だが人生ずっと笑っている人はいない。笑っていないで悲しんでいるときもある。例えば怒られている時などに笑ってはいられない。だが怒られてずっと「あ〜もうだめだ」などと思っていれば楽しいことは来ない。怒られて「ああこういうところがダメだったんだな」と,前向きに考えて笑っていると福が来る。ずっとショボーンとしている人はずっとショボーンとしているままなのだ。
どんな笑いにも笑っている要素がある。突然なにも起っていないのに笑う人はいない。なぜ笑っているか、理由は必ずある。例えばほしかった物が手に入ったときや、おいしい物を食べているときなど,色々な小さいことからも,笑いは生まれる。そしてよく笑っている人には,福が来る。それを見ている人が,「あいつだけ良いな〜」などとうらやましがっていて「どうせあいつだけ・・・」と思いねたんでいたらその人には福が来ない。スポーツでも大会で優勝したいと思うなら、厳しい練習をして強くならないといけない。なのに「優勝したいけどな〜どうせ負けるから」と思い練習をしなければ優勝出来るはずはない。なので前向きに努力しなければ福は,いつまで経っても来ない。
笑いは人間にとって,ふくを呼ぶのに大切な物である。笑いはまるで福とセットのようだ。前に聞いた話だが病気に効果があると効いたことがある。よく笑っている人には福が来る。(書き出しの結び)そして病気にも効果があり一石二鳥である。
講評 nara
要約の次の段落の「橋を探す」という話は、すごくわかりやすいね。そのとおりだと思うよ。残念ながら、私たちは橋を探しもしないで、見つからないと怒ったり、もういいやとあきらめたりすることがよくある。探すという努力をしない怠け者の愚痴のようなものだね。
笑いにはいろいろな種類がある、という説明もいい。ブラックベーダ君の最近のいいところは、物事を広くとらえようとしているところ。広くとらえるということは、いろいろな角度から考えてみるということでもあるからね。笑いということを言い換えれば、前向きな姿勢ということでもあるのだなぁ。「ずっとショボーンとしている人は……」という説明がサラリと書いてあるけれど、これは鋭い! 思わず「なるほど。」と言いそうになったよ。
スポーツ大会の話は、ブラックベーダ君の体験実例かな? 具体的に「私自身こういう経験がある。」という説明が入ると、もっと説得力が増すと思うよ。他人の成功の結果だけを見てあれこれ言うのは、前半の「橋を探さないで……」というのと同じように、怠け者のセリフだね。
最後の段落に、できれば「前向きな努力」という言葉が入っているとよかったなぁ。この言葉は、今回の感想文のキーワードだと思うよ。病気も「もうだめだ。」と思っては治りが悪い。「きっとよくなる。」と前向きな気持ちでいる(=笑っている)と、治りも早いのだろうね。
今月も3作とも調子よく書けたね。絶好調継続中!
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