対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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良い気持ちの条件 リーラ
私は、ことばのひびきやすがたがはっきりしていくと、言いにくい言葉、つまりごめんなさいやお願いしますも言えるようになる、という文を読んだ。
私も似たような経験がある。学校の宿題を忘れてしまったときのことだ。ぐうぜん仲の良い友達も忘れていたので、一緒に言いに行くことになった。先生に怒られそうで心配だったけど勇気を出して言った。
「宿題を忘れました。」
すると先生は、「次からは気をつけてください。」と言っただけだった。でも友達は、謝ることをためらってしまい、まるで宿題があったことを知らなかったかのように言い訳をしていた。結局私は一言ですんだのに、友達は長い説教をされてしまった。私は改めて、言葉は一つ一つとても重要な役を果たしているのだなあと感じた。
私が知っている話にも似たようなものがある。「梨花は友達から一冊のノートを借りていた。ある日、友達から電話があった。用件は、明日ノートを返してほしいと言うことだった。しかし梨花はノートをなくしてしまったため、まだ読んでいないからあと三日貸してと言ってしまった。友達はいいと言ってくれたが、あのノートは思い出のノートだと教えてくれた。それを聞いて、ますますなくしたと言いづらくなってしまった。」という話だ。学校などでもよくあるような話である。私も、もし梨花のような立場だったら、同じことを言ってしまうと思う。言ってしまうと相手がどんな思いになってしまうかわからないから、正直に言えないのだ。
言葉は、こころを動かしたり気持ちがよくなる言い方、言い始め方などがあって、その条件がそろうと相手も自分も悪い気持ちにはならないと思った。そして、私たちは明るく、強くなれると思った。
講評 kira
リーラちゃん、こんにちは。つよく意見がつたわる文章に仕上がりました。読書体験は貴重ですね。
11月もがんばろう!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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