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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   奢れる者も久しからず   トノチュウ

人間として成長するには現在の地位や環境に埋没することなく、自らを客観視する目が大切である。
僕の周りにも自信過剰な奴がいる。彼らは事あるごとに自慢したりするが、そういう奴にかぎって実力が伴わなかったりする。長文にもあったとおり、自分に自信をもちすぎて、成長が止まってしまったからだろう。自分自身に満足しないようにしなければならない。
そのためにはまず第1に初心を忘れないことだ。今僕は体育の授業でユニホッケーをやっ ている。ユニホッケーはバスケットボールのコート(ちょっと小さめ)で球形の玉(打ちやすい)を使うホッケーで、複雑なルールもなく、誰でも気軽に楽しめる。しかもユニホッケーなんて誰もやったことがないので、全員のレベルがほとんど同じなので、全員で協力できる。その中でも僕は結構上達が早く、エースストライカーで今はゴールキーパーをやっている。エースストライカーでゴールキーパーというと変かもしれないが、僕の場合は超攻撃的ゴールキーパーなのだ(ゴールを守らない無責任キーパーともいう笑)僕の得意技はロングシュートで、コートのどこからでもゴールを狙える。以前の試合ではゴールキーパーでありながら6点2アシストを重ね、チームは10対2で快勝した。しかしそんな僕が日に日に弱くなっていって、ロングが打てなくなってしまった。そうなれば僕はただのゴールを守らないのキーパーになり、勝率8割だった僕のチームが3連敗してしまった。なぜだろうとその理由を考えて、あることに思い当たった。最初は常に正しいフォーム、正しい打ち方を考えながらプレーしていたが、なれてくるにつれだんだん我流になってきて、ボールコントロールがへたくそになっていっていたのだ。初心忘れるべからずとはこの事である。
第二の理由は相手が自分より格下だからと言って甘く見ないことだ。戦国時代、天下に名をはせていた強豪今川義元は、1560年、ついに京にむかって進撃を始め、その年の5月、織田信長が統治する尾張に入った。予想どうり、織田勢の10倍の戦力をもつ今川は連日快進撃し、信長の本拠地まであと一日にせまった。桶狭間まできたときにわかに大雨がふりはじめ、こんなところまで敵はこないだろうと考えた義元は、桶狭間はそこで宴会を始めた。しかしその直後、織田勢が突如として現れた。スキをつかれた今川勢は総崩れとなり、ついに今川義元も討たれてしまった。確かに戦力では今川は勝っていたかもしれないが、信長は義元よりはるかに地形にくわしかったのだ。
確かに、自信を持てるというのは素晴らしい事だ。ただし、その自信も、自慢になり、傲慢になってはいけない。奢れるものも久しからずともいうように、自信をもちすぎてしまうといつしか自滅してしまうのだ。人は自分に満足して成長をとめるのではなく、たえず成長していかねばならないのである。

   講評   yama

 こんにちは。パソコンをつかうようになって、清書も楽になりましたね!その分どんどん推敲していい作文をいっぱい書いてくださいね(笑)

 来週は進級試験になります。よく準備をして、合格めざしてがんばりましょう!


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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