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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   好きこそ物の上手なれ   ウサリン

人は生まれながらにもっている性格があるね。しかし、その人の経験と努力で、ある程度変えることができる。自分の資質に合ったことをして、たとえ貧しくても生活ができ、おのずと社会に役立つ生き方になっていることなんだね。生きている意義が実感でき、他人のではない自分自信のこれが生き方だと、自信をもっていえる生活。いまアメリカでは高校生の間に、「ジェントルマンズC」という合言葉があるそうだ。これはオールAの成績をとろうとしてがり勉するものではなく、色々なことをまぁ、出来るようにするということ。広い視野でさわやかに行動できる人のほうが、物事を大きく把握し、国際人として実力を発揮できるってわけ。
 私は、この話を読んで、アメリカの高校生の間にある「ジェントルマンズC」という合言葉に同感だ。人々はみんな性格が違う、十人十色だからこの合言葉はとても良いと思う。私もオールAではないが、それなりに絵や水泳、ピアノといった特技がある。この中で特に得意なことは絵を書くことだ。私は、5年生のときに少し、ではなくかなり幼稚な遊びを休み時間にしていた。それは、『お店屋さんごっこ』。ちゃんと、銀行も作ったし、お金もクレジットカードも作ったちゃんと設備が整ったお店屋さんごっこだった。各自で物を売りあった。しおりを売ったり、雑誌、マンガを作ってみたり、塗り絵を作ったり……、私はそのときちょうど、シール用紙(紙の裏に両面テープが付いているもの)が大量にあったので、シールを作っていた。ただ、シール用紙にペンで絵を書いてそれに色を塗るだけの単純なシールなのに、それはすごく売れた。これは、まさに海老で鯛を釣る。みんなが集まって
「かわいいねっ!」
と、言ってくれたときはすごく嬉しい。このシールで5万円くらいお金が貯まった。今は無きお店ごっこ、だから私は記念として今もそのお金を大切にとっている。
 私の身の回りでは最近、交換マンガというものが流行っている。交換マンガというのはノートにマンガをどんどん書き、友達と回しあい、話を完成させるというルールだ。私は、前それを見せてもらった。まるで、プロの漫画家が描いたような絵がたくさんあった。技術も絵も全てがすごかった。
 人間にとって、夢中になることは、『また新たな自分を探す。』というような気がする。色々プロデュースして新たな自分を作り出す。〜好きこそ物の上手なれ〜


   講評   yuu



 かなちゃん、こんにちは。
 一段落は要約ですね。
 二段落の冒頭の一文はすばらしいですね。自分の意見をしっかりと表明していることが分かります。「同感だ」という言葉から、まず、長文の作者の意見に同調した展開であることが想像されます。さて。その後、「どういうところに同感なのか?」、「なぜ同感なのか?」を書いていくわけですね。
 かなちゃんのしていた『お店屋さんごっこ』は、決して幼稚なものなどではありませんよ! ステキです!
 社会では貨幣がありますが、もともとは物々交換で、欲しい物を得ていた経緯がありますね。物を作って売ることは、すべての始まりだと思います。
 日本は「もの作りの国」と呼ばれることがあります。ご存知でしょうか? 物を工夫して作ったり、加工したりすることが上手な国だとされています。今はどうかな? 少しずつその精神が失われつつありますが、まだまだ「もの作り文化」は健在だと私は思っています……。



 頑張って1000字達成してくれました。ありがとう。
 もし、この作品を清書に選び、要約部分(一段落)をカットした形で作文を完成させた場合、字数が減ることになります。この場合、あと200字程度の本文が必要になります。まだ厳密に字数にこだわる必要はありません。しかし1000字、1200字は目安になる設定なので、ときどき意識してみてください。1200字という場合は、400字詰め原稿用紙で3枚ということになりますね。(余談ですが、受験で小論文を書く場合など、1000字や1200字が課題となることが多いです。)

    

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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