対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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友達のこと オカピー
「ひとつだけでいいからちょうだい。」
と、なっちゃんが言いました。塾の帰りに私がおかしを買って、バス停でバスを待ってると、お菓子をほしがりそうな顔でそのお菓子を見つめています。わたしが、
「絶対あげないからね。」
と、わざと意地悪く言うとなっちゃんは、今にも泣きそうな顔をします。そして、とうとう泣いてしまいます。(泣きまねだけど)それがまるで、お笑い芸人のように<たとえ>面白いし、とっても上手なんです。そして、そのお菓子を上げると、とってーーーーーーーーも幸せそうな顔をします。それもまた上手なんです。なんでそんな上手な泣きまねをできるのかがいつもいつも不思議に思います。<思ったこと>前、なっちゃんと一緒にA中学校の文化祭にも行きました。<前の話>その時も、やはり面白いことをたっくさーーーーーーーーーーんしていました。例えば、おやじギャグを考えたり、歌を考えたりです。
こんな、なっちゃんだけれども、塾の授業はちゃんと受けています。そのギャップに、私はまたおどろかされます。
今日も私は大きな口をあけてなっちゃんと、「わっはっはー」と、笑いあいました。<動作、情景の結び>
講評 wao
オカピーさん、こんにちは。今週は、お友だちのことについて書いてくれました。オカピーさんのお友だちは、おもしろい人なのですね。楽しくて思わず笑ってしまうようなお友だちがいて、オカピーさんは幸せですね。作文の内容は、きちんとまとまりのあるものが書けています。がんばりました。もう少し字数を増やすためには、お菓子のやりとりのところをお友だちの顔の表情の変化(例えば、「とたんに顔の表情がくもり、うつむいて」)、どのような泣きまね(例えば「顔を手でおおい、大声をあげ」)のしかたなのか、幸せそうな顔とは、どのような顔なのかなどをくわしく書くと、字数も増え、作文も今まで以上にイキイキしたものになります。
<構成>
動作情景の結びが上手にできました。
<題材>
前の話を入れることができました。どんなギャグを言ったのかな?
<表現>
「たとえ」「です・ます」もきちんと入りました。
<主題>
<<心の中で思ったこと>>と入れておくと、機械が認識してくれます。きちんと入りましたね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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