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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分から進んで   シーラカンス 

 地球に住んでいる人々の中で、宇宙体験をした人はほとんどいない。しかし、そのわずかの内の一人である、マックデビット氏は宇宙体験をした。その中で彼は地球そのものへの深い連帯感が生まれ、「今ここにいるのは『私』であって『私』だけではなくすべての生きとし生けるものとして『我々』なんだ。それも地球に生きるすべての生命、過去に生きた生命、これから生まれてくるであろう未来の生命を含んだ『我々』なんだ。」と。彼以外にも多くの宇宙飛行士はこのような体験をするのだという。世界全体が混乱を催すなか、宇宙飛行士がしてきたような体験をもとにして、地球上の人々が考え直す日がくるのであろうか。
 『私』は『私』だという名言にもあるように個人の利益を意識することは大切なことだ。私も、中学生になってから定期試験と呼ばれるものが始まった。我々で力を合わせて試験をやるということではなく個人で勉強できた量が問われてくるのだ。それにより、自分の位置付けがわかり喜んだりできるのだ。私は陸上の大会に度々出ることがあるが、陸上は個人的な意識が身についていないとできないものである。例えば、その組に自分より優秀な学校に通っている奴がいたりすると、絶対に負けられないという個人的感情がわき、自分のみの利益を得られるのである。
 しかし、世の中の人々が個人的な感情ばかりを持ってしまうと、ある問題が発生する。それは、いつも会っている人々とでもお互いに気持ちがかみ合わずいつまでも友好関係がもてず、イジメや人殺しにつながるのだ。そんな話は戦争の多かった昔に多い。日本が戦時中に手を結んでいたドイツの独裁者、ヒトラーは実に自分のみの利益しか追求していない人間だったと私は思う。ユダヤ人の大量虐殺などは個人的な人間が育ってしまったデメリットだ。ではそんな問題を解決すべくしてあるものが、仲間意識である。だから、私は仲間意識も大事だと思う。昔話にもある桃太郎のようにサルやキジにキビ団子という褒美を与え仲間としての連帯感を持ったから勝てたのである。
 私という個人的な考えと、我々という仲間的な目で見たとき、どちらも必要不可欠なものである。今、世界平和が確立されているかというとそうともいえない。ならば、どちらかを選択するのではなく、世界平和に貢献しようとする心を人々が持つべきだと私は思う。「他人任せでなく、自分からすすんで動くのだ」という名言にもあるようになんでもそれに対する心を持ち、推進することが求められている課題ともいえるだろう。総合化

   講評   miri


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