対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   佳穂カレーはおいしいよ   ちょび

「ああ、もう夕はん作れない。」
ごろごろしながらお母さんがいいました。わたしはそれを聞いて心の中で大よろこびしています。
「わたしが作ろうか。カレーでよければ。」
わたしが聞くと、お母さんは大よろこびで言いました。
「れいぞうこに鳥肉があるから。さえ、がんばってね。」
「ほいほい。」
 わたしは台所に行って、カレーのじゅんびをはじめました。
「にんじん、玉ねぎ。あれ、お母さん。にんじん、玉ねぎのほか、何がいるの。」
「えっ。肉とじゃがいも。」
「ああ、ありがとう。」
わたしは、じゃがいもの皮をむきました。その次に、にんじん、玉ねぎとむいていきました。「トントントントン。」じゃがいもとにんじんを切りました。
「やだなあ、玉ねぎ。なかすんじゃないよ。」
わたしは玉ねぎに言い聞かせると、なるべく顔を遠ざけながら、目をほうちょうと玉ねぎにむけて切っていました。まどに自分のすがたが写っています。玉ねぎをにらみつけていて、まるでけんかをうっているようです。
「これはだめだ。」
わたしはしかたなく、近くで切ることにしました。一分もしないうちに目からなみだが出てきました。
「しっ、しくしく。」
と、何度もしていると、お母さんが入ってきました。
「できたあ。」
「しっ、まだ。しく。」
「なにないてんの。ほら、ちょっとかしてみな。」
わたしはほうちょうをわたしました。お母さんは、「トントントン。」と、すばやくてきぱきと玉ねぎを切っています。
「なんでなかないの。」
「もうなれているからかなあ。」
「ふうん。」
あっというまに切り終わりました。「まるでまほうみたい。」と、心の中で思いました。
「わたしもおとなになったらなかないのかな。」
と、小さな声で思ったことをつぶやきました。お肉をいためて、野さいもいためて、お水を入れてにこみました。ルーを入れて、またにこんだらできあがり。
「できたよ。」
「ありがとう。」
と、お母さんが言ってくれました。
 お父さんが帰ってきて、みんなでいっしょに食べました。お父さんとお母さんがほめてくれました。
                  

   講評   kan

 こんにちは、ちょびちゃん。はじめての清書でしたが、お母さんに協力してもらいパソコン書きで送ることができましたね。まだ作文の勉強をはじめたばかりですが、毎回こうもくもしっかりとおさえ長い作文が書けています。すばらしいことですよ。1月から新しい課題フォルダでの勉強がはじまります。書くことって楽しいなあ、自分を表現するって楽しいなあとちょびちゃんに思ってもらえるように、先生もためになるお話を楽しくしていこうと考えています。
 年末年始はわくわくするような楽しい行事が待っているのでしょうね。ちょびちゃん自信作のカレーが登場するきかいもあるかな?すてきな思い出をたくさんつくってくださいね。
 新学期は1月7日の電話でスタートです。どうぞよろしくね!
    
   

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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