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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   心にひびいた馬頭琴   えなろ

 十二月四日の日曜日に近所の家で馬頭琴のチャリティーコンサートがありました。馬頭琴をえんそうする人の娘さんが思い心臓病で、日本で手術をするためにお金を集めているそうです。国語の教科書の一番さいごにのっている「スーホの白い馬」に馬頭琴が出てくるので、一度は聞きたいなぁーと思ったから、お母さんにたのんでつれていってもらいました。
 コンサートを見る前は、馬頭琴の一番上の頭のところは本ものの馬の首を切ってそのままつけているんだ、と思っていました。本ものを見たら、おとなのげんこつ二つ分くらいの頭だったので、かんそうしてしぼんだのかなと思いました。
「昔は馬の皮やしっぽを使って馬頭琴を作っていたけど、最近は木をほって作るようになったんだよ。それと馬頭琴の一番上の馬の頭がついているところは、本当は鳥の頭を飾っていたんだよ。」
と馬頭琴をひいているお兄さんが教えてくれました。
 いよいよ楽しみに待っていた演そうが始まります。メンバーは全員モンゴル人でみんぞくいしょうをきています。馬頭琴をひいている男の人が二人、琴をひく女の人が一人、ピアノとギターの男の人が一人、歌う女の人が一人の全部で五人のメンバーです。近くでえんそうを聞いていたからおなかにすごくひびきました。馬頭琴の音色はまるで馬が泣いているような気がします。モンゴルの曲はせつないけれど心がおちつきます。
 モンゴルの人たちは、広いそうげんの中に家ぞくだけでくらしているので、おいしゃさんが近くにいません。だからかぜをひいただけで死んでしまう子どもたちがたくさんいるようです。同じ地球に住んでいるのに日本とまったくちがうんだなぁとおもいました。心臓病の娘さんは早く良くなるといいな。モンゴルの子どもたちもおいしゃさんにすぐに見てもらえるようになるといいな。そのために、日本からおいしゃさんをはけんすれば少しでもモンゴルの人たちのおやくにたてるかな?と思いました。

   講評   sarada

すてきなコンサートだったね。先生のむねにも馬頭琴の音色(ねいろ)がとどきそうです。いろんなことを感(かん)じ、かんがえたコンサートだったね。

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