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　　　ワクワク温泉　　　さやちゃん

一月三日、いとこのワカちゃんとコウ君とおじちゃん、おばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん、お母さん、お父さんとそれに私で温泉に行きました。毎年みんなで温泉に行きます。
　「もうすぐ着くよ。」
とワカちゃんがにっこり笑いました。
「着いた〜」
私とコウ君とワカちゃんが叫びました。
「男の方の部屋はむこうでございます。女の方のお部屋はこちらでございます。」と仲居さんがお部屋を教えてくれました。
「浴衣に着替えよう！」
私は叫びながら浴衣に着替えました。みんな自分のサイズにあった浴衣と色を選んで着替えます。
「サヤ。にあうじゃ〜ん！」
ワカちゃんがニコニコ笑いました。
「さ〜！まずはお風呂に行くゾ！」
私は行く気満々で走って行きました。
「オー。ここが大浴場かー。広〜い！」
と私は大声を出しました。お風呂の中は響きます。
「露天風呂へ行こう！」
とワカちゃんがもうお湯から出ていました。
「行こう、行こう。」
おばあちゃんもにっこり笑ってお湯から出ました。
「ふ〜！さむいね〜。」
前に行ったお風呂も露天風呂があって、そこもとても寒かったので、寒さはよくわかります。今年は雪が降っていてあられのような雪だったので背中を向けると痛い、痛い。
「ぎゃー、寒い、痛い。」
ワカちゃんと私は大はしゃぎ。
「もー。上がる！」
私は先にお風呂から上がりました。
「後で家族風呂！約束だよ。」
ワカちゃんと指切りしました。
「サヤ！ワカ！」
とコウ君が来ました。
「な〜に？」
と聞くと、
「ＤＳやろう〜！」
とコウ君はニッコリしました。
「通信しよう〜！」
と私がコウ君に笑って聞くと
「ちょっとまって。」
と、今やっていた『マリオカートＤＳ』を止めて、『おいでよどうぶつの森』を開きました。
ＤＳを終わらせて、今度はコウ君とワカちゃんとおばあちゃんと私で家族風呂に入りに行きました。
「ふ〜。あったか〜い。って言うかあついぐらいだよね〜」
とワカちゃんが言いました。
　一月四日、今日は帰る日です。
最後に、おじいちゃんとコウ君と私で家族風呂に行きました。
「楽しかったね！」
おじいちゃんがニッコリしました。
「そうだねー！」
と私もニッコリしました。
　また来年も温泉に行きたいなーと思いました。

　　　講評　　　huzi

　「ワクワク温泉」。あったかいお湯がわき出してきて、ポカポカになりそうな題名ですね。お正月の温泉、いいなあ〜おじいちゃんやおばあちゃん、いとこたちと集まって、にぎやかにすごしたのですね。
　 新しい課題フォルダになりました。1月からは、●がついた書きかたが新しくなっているものがあります。
　題名のくふう
　前の話・聞いた話
　たとえ・いろいろな言った
　自分だけが思ったこと
　字数600字以上
これが、これからのやくそくです。
　 さっそく、すべての●を入れて書けましたね。とくにじょうずなのが、【いろいろな言った】の書きかた。
……
　「もうすぐ着くよ。」とワカちゃんがにっこり笑いました。
「着いた〜」私とコウ君とワカちゃんが叫びました。
……
このように、動作を「（かぎかっこ）」のあとにつけると、楽しそうなようすや、うれしい気持ちがよくわかりますね。「言いました」を使わないように、他の言葉をさがすのがコツ。次もやってみてね。
　 【前の話】には、前の温泉でも露天風呂があって、すごく寒かったことを思い出せたね。今年はその上、雪もふっていたのだから、もっと寒かったのですね。「痛い、痛い」と言って、ワカちゃんと大さわぎしたみたいですが、おかげであったかくなったのではないでしょうか。
　【自分だけが思ったこと】を、くふうしてみましょう。「また来年も温泉に行きたいな」とありますが、来年はだれとどんなことをしてみたいですか。また、DSを持っていくのかしら？