対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日3330 今日2425 合計8321
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   「本とはいったい・・・」   えたし

 視聴覚文化が盛大におもむき本を読む人が少なくなるだろう、というのはどうも本当らしくありません。テレビは、読書を妨げないばかりではなくむしろ助長するように働くということになりましょう。自分がわからない本は一切読まないということ、そうすれば、絶えず本を読みながら、どの本もよくわかることができます。
 ぼくが今読んでいる本は、デルトラクエストです。人気のある本だったから買って読んでみました。読んでみるとこれがなかなかおもしろかったので、続きを買ってもらうことにしました。そして、第一部が終わったので、第二部に行きました。三巻だけだったけど、一部より太かったし、内容もおもしろかったです。第二部が終わって、第三部を買いました。それも案外おもしろかったです。しかも、一冊一冊が前よりさらに太くなっていたので、「こんなに読める」
と思いました。
 この本が、テレビでもしやっていても、ぼくは見ないと思います。なぜかというと、自分が想像した感じとまるで違いそうだからです。
 人間にとってテレビとは、楽に見れるが簡単なところしか教えてもらえないもので、本は、少し疲れてしまうがいろいろなものが調べられるし、テレビではやっていないものが知れるものだと思いました。

   講評   huzi

 長文問題がスタートしました。毎回、3問全問正解になるように、がんばろうね! 今回は1問。今まで自習の日数を書いていた場所に、正解数を入れておきましょう。
  読書をテーマとした長文です。最近は、パソコンを通して映画を見られるようになったり、携帯電話でも動画が見られますね。そうなると、活字(印刷したもの)の人気は減るかと思うと、そうではないようです。
  デルトラクエストを読んでいるのですか。この本は中学生ぐらいの人にも人気があるね。ゲームから生まれたのかな? 読めば読むほど、次が読みたくなって、分厚くても全然気にならず、「こんなに読める」と、楽しみが増していったのですね。
 この「デルトラクエスト」は、どのようなストーリーなのかな? 相当おもしろかったみたいなので、ぜひ、内容も書いてみてね。君にとって、おもしろさはどこにあるんだろう。内容を紹介すると、字数も増えます。(【1200字】に近づけるようにね)
  テレビでやっていたとしても、見ないと考えているのは、想像とテレビが違っていたらがっかりするからだね。ここで使った【まるで】は、【たとえ】の用法ではありませんが、◎がつきました。まあ、いいでしょう。次回は、「まるで別の物語のように違いそう」などと、書いてみてね。
 結びは、本とテレビの違いについて、詳しく述べられました。一文でいろいろなことを書かずに、わけてごらん。「テレビとは……ものだ」「本とは……だと思った」 文末は常体でね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)