対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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親の役割とは…? こずっち
私は友達同士でよく各々の家族の話をする。私はその話の端々に見える親との関係や、小さい頃からの愛情の形の違いなどという相違点はとても面白いと思う。
例えば昔、私がまだ5歳くらいの時にどうしても欲しいものがあった。それを本当に買って欲しくて泣き叫んで訴えたが、母は私の必死の訴えに目もくれず一蹴し、ダメなものはダメと割り切らせた。こんなことは私の家では良くあることで、次第に前もって自分で見切りをつけるようになっていった。それが大きくなってどんな反動で返ってきたかは判らないが、少なくとも我慢できる人になったと思いたい。この話に「大体の家ではそうだよ」と友達は口を揃えて言ったが、まれにそうでない子もいた。この経験の有無は、学校という集団生活では、人格面で浮き彫りになっていると言った子もいた。
確かに学生になると家より学校にいる時間の方が長くなり、その時間の教育が大切だと考えるのも判る。しかし学校に行く前の段階で知っておくべきこともある。それはやはり両親から教わることで、それなしに子供が悪い方向へ傾いて学校のせいにするのは責任転嫁と言える。
講評 nane
コンパクトにまとめたね。
実例が具体的でわかりやすい。
実例は、説明風に書くよりも、何か面白いエピソードを入れていくと効果的。例えば、ほしかったおもちゃの例などね。
結びの1文は、最も印象に残るところなので、名言を作って書いてみよう。
▲「面白いと思う」はもう一工夫か。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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