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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   節分   チェリー

 「パラパラパラパラ。」
 「鬼はー外、福はー内!!」(書き出しの工夫)
私は、幼稚園の頃に、一度だけ節分の豆まきをしたことがある。なぜ一度だけかというと、昔私は大豆アレルギーがあったからだ。しかし、節分の豆まきはとても楽しく感じた。豆は、私の手で持てるぐらいの箱にあふれるほどたくさん入っているのを覚えている。それはまるで山のようだった。(たとえ)「塵も積もれば山となる」ということわざがあるように、大豆みたいな小さなものでも、たくさん集めるといっぱいなる。(ことわざ引用)私は自分で鬼のお面を作り、それを頭にのせていた。この前写真を見ていたら、ちょうど私が鬼のお面をしながら、友達とろう下で豆まきをしている写真があった。とてもなつかしくなった。しかし、今私は豆まきのために大豆をまくのは、すごくもったいないと思う。さらに、ろうかに落ちた豆を食べることを想像すると、とてもとてもきたないと思う。自分もその落ちた豆を拾って食べていたかもしれないと思うと、気持が悪くなる。
 私は節分の豆まきについて、インターメットで調べてみた。すると、次のようなことが分かった。「下に落ちた豆をたべるなんてきたない」と私みたいに思う人が多いらしい。そこで、大豆ではなくピーナッツを使う人が増えているようだ。家庭によっては豆だけだなく、チョコレートやキャンディー、お金を包んだものをまいたりもする、ということもあるそうだ。私も、これは良い考えだと思う。母も大豆の代わりにキャンディーをまいていた日があったそうだ。なぜなら、節分の日に、母のお父さんとお母さんが豆を買い忘れてしまったからだ。母は、とても豆まきがしたかったので、キャンディーをまいたということだ。又、地方による豆まきの時のかけ声について調べてみたら、面白い発見があった。それは、「鬼は外、福は内」のことを「鬼は内、福は内、悪魔外」や「福は内、神は内」という場所がある、ということだ。(前の話聞いた話調べた話)
 私は科学が発達した今でも、昔の古い日本人の伝統をついでいるということが分かった。昔の伝統をついでいくのは、良いことだと思う。だから、私も幼稚園の頃、節分の日に豆まきをしていたのだ。私も、今度豆まきをする時に、豆ではなくピーナッツでもまくことにしよう。(分かったこと)
 「鬼はー内、福はー内、悪魔ー外!!!!!」
 「バラバラバラバラ。」(書き出しの結び)

   講評   unagi

 <字数>1007字で目標をクリアしました。
 <構成>「バラバラバラバラ。」で「書き出しの結び」ができました。最初の「パラパラ」よりも結びの「バラバラ」の方が勢いを感じますね。作文を書いているうちに「よし、豆まきするぞ。」という気持ちが強くなったことが表われているようです。
 
 <題材>インターネットで調べたこと、お母さんから聞いたこと、そして過去の体験談など盛りのだくさんの「前の話聞いた話」が書けました。よく準備して取り組みました。伝統やそれぞれの感じ方が上手く書けています。「もったいない」「汚い」等、率直な気持ちが書かれています。
                 
 <表現>「・・・山のようだった。」で「たとえ」を、「塵も・・・。」でことわざを入れています。よくできました。
 <主題>「私は科学が・・・。」で「分かったこと」が書けました。しっかりとまとめています。
 

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