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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   哲学   山大

 ソクラテスは、おそらく哲学の歴史をつうじて最も謎めいた人物だろう。チビで、デブで、目つきが陰険で、鼻は空を向いていた。けれども心は、「金無垢の素晴らしさ」だったと言う。彼は知識のある人間やかしこい人間ではないと考えられていた。何かを知らない時、どうするかの道は2つある。1つは自分と世界を全部ごまかして、知っているふりをするという道。もう1つはどうでもいいや、とあきらめて投げやりになる道。しかし彼は思い込みが強くて、どうでもいいとも思ってなかった。ソクラテスは自分は知らないということを認めていただけだ。それでソクラテスは哲学者になったのだ。知恵を手に入れようと、あくことなくつとめる人に。 [要約]
 哲学といっても、僕はピンとこない。この長文を読んで、哲学のことを知ったが、それまでは・・・・・・という感じだった。哲学者になったソクラテスは、自分が何かを知らないことを認めていたということはすごいと思う。僕の場合、その周りにいる人たちにつられて、
「あ、ああ、それね。知ってる知ってる。」
と、知らないのに知ったかぶりをしてしまう。それが僕の第一の短所ともいえる。でも、はっきりいえば僕だけではない。誰かが知ったかぶりをして、後で僕がその人を読んでかけると、
「さっきの話、本当は知らないんだろう。」
と聞くと、うなずくケースが何度もある。まるでどろぼうのような話だ。
 「ごまかし」という言葉が最近僕の耳によく入る。すぐごまかす人が最近よくいる。では、なんでごまかす必要があるのか。恥ずかしいから。では、なんで恥ずかしいのか。バカにされるから。でも、バカにされるのも75日で、逆に知らなかったりすると、一生恥をかく。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざがあるが、それは正しいと思ってる。理由は、こどもの時知らないものを、社会人になっても知らないのは、相当恥をかく。そういう意味でも、聞いた方が良い。人の噂も75日だ。
 しかし、あまりに知らないことが多いと、みんなから、
「2階から目薬」
と言われて無視されることも充分にあり得る。
そういう時はやはり自分で調べるのが1番だろう。この作文を書いてわかったことは、わからないことはすぐ聞く、ということだ。一生恥を、かかぬように。

   講評   nara


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