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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   愛のある躾   えちみ

 本質的な問題に、どんな点から気付くのか、そういうものが、どんな状況から出てくるかというと、それも、その人の素質によるものだと思う。 これはいろいろな要因が考えられます。小さいときからの物の考え方、家庭内での躾、いろんな要素が複雑に入り組んでいるわけだ。家庭の躾のようなものからでも、その端緒が生まれてくるのではないかと思う。躾の厳しい家庭では、小さい子供のころから、子供の就寝時間がきたから部屋に帰ってねなさい、と親は子供に言う。かなり小さいときからでも、規律を教えるために、そういうことをする。親は可愛いからといって手元においてわがままにさせない。我慢することや、自分の立場を自覚する。昔は、キチンと父親が善悪や礼儀を教えていた。両親の躾がしっかりしているという、家庭内の空気を感じさせ、これが人間形成の一端を担っていた。「三つ子の魂百までも」ではないですが、本当に意識作りまでの幼い時代に、家庭でその芽は育つものだ。一生懸命やっているのに、子供がグレて変な方向に行って、私はこれだけ世話しているんですよ、とこぼす親もいる。それは、世話はしているかわからないけど、本当の愛情を与えていないのだ。すれ違いだ。親対子の愛情は古典的、本能的なものですから、経済的に貧しくても、暖かい家族的な愛のある家というのは幸福だ。そこからい人間が育つ。ちゃんとした人物がでてくるのではないか。子供の成長には愛のある躾が必要だと思う。(要約)(是非の主題)
 第一の理由に、親から良いこと、悪いことを学ぶことができる。今、ポイ捨てが問題になっている。それは親が子供にポイ捨てはいけないことだと教えなかったからだと思う。(複数の理由1)
 第二の理由は、親からの愛情を受けなかった子供は、他人にも愛情を与えることができないからだ。データでは、10代の人のストレス解消法はカラオケであることから、子供は親からコミュニケーションも教わっているのである。(複数の理由2)(データ引用)
 確かに子供にはそれぞれ生まれながらに持っている素質と言うものもあるだろう。しかし、「ロバが旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではない。」という名言もあるように、愛のある躾が子供には必要なのだ。(反対意見への理解)(名言の引用)

   講評   sarada

理由が少しもの足りないね。いい形で「ポイ捨て」 を取り上げていることから、親が子供の小さいうちにどうしてポイ捨てがいけないことなのか、きちんと教えていないから、今のような現状があることを詳しく述べてみましょう。小さい時にどう教えるか、そこが問題だよね。「ゴミはきちんとゴミ箱に捨てなさい。」 と育てられた、自分の体験を書くといいね。
また、理由二のデータは、親から教えてもらうコミュニケーションにすぐ結びつけるのは苦しいね。カラオケを、コミュニケーションからはなれようとしている10代のストレス解消ととっているのかな? 
最後の段落で、うまく名言を引用しているので、どのようにしたら馬になるのか導いてから、愛のある躾の大切さを訴えましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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