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　　　節分　　　おさんぽブイちゃん

節分
　2月３日節分で巻き寿司を食べた。
　今年は、南南西の方向をむいて食べた。ぼくが，南南西を向いて食べていた時、お母さんが電話をしていて、ぼくが、静かに食べていたら、手で「携帯さがして」と合図をしてくるので、けっきょく携帯をさがす事になった。初め机の上をさがすことにした。紙などをどかして見たけれどなかったので、次に、かばんをさがすことにした。でも、かばんにもなかった。けっきょく携帯は見つからなかった。そのせいで５分位とられた。だから、巻き寿司を南南西の方を向いて３ぶんの1しか食べられなかった。それに静かに食べれなかった。
　ぼくは、「ほんとうは、静かに南南西の方を向いて食べたかったなー」
次に豆まきをした。豆まきは、お姉ちゃんがなかなか帰ってこなかったので、１０時ぐらいにした。予定ではぼくが鬼役だったのに、けっきょくは、遅かったので、しなかった。したのは、「鬼は外と福は内」と豆を食べる事だった。「鬼は外」は、ベランダに軽く投げて、「福は内」は、部屋の中に軽く投げた。
　豆を食べるときは１０歳だから１０個豆を食べた。
「鬼役ができなくても楽しかった。」

　　　講評　　　nara

　「恵方巻」も元々は関西のやり方で、少しずつ西日本（中国地方や九州地方）に広がり、関東のコンビニで売られるようになったのは、１９９８年が最初だとか。お姉ちゃんとお母さんが東京で恵方巻を探すのに苦労したのも、納得するね。
　今年の恵方は「南南西」ではなくて「南南東」ではなかったっけ？　ぶいちゃんの気持ちの中では、きちんと恵方を向いて、心静かに巻き寿司を食べたかったのに、それができなくてがっかりしてしまったのだなぁ。別に、どこを向いてもしゃべりながらでも、包丁で切っても、巻き寿司の味が変わるわけではない。だけれども、決まりどおりしないと、何だか落ち着かないね。決まりごとどおりにやらないと、恵方巻ではなく、ただの巻き寿司になるからなぁ。
　豆まきはずいぶん遅い時間にやることになったのだね。鬼役がいるからこそ節分なのに……という小さな不満がぶいちゃんの中にはあったのかな。まとめに「楽しかった」とあるけれど、できれば恵方巻も静かに恵方を向いて食べたかったし、鬼役もやりたかった。そうしてこそ「節分だなぁ。」と実感するものね。
　パソコン入力をしてオンライン送信……がんばったね！　入力に時間がかかるうちは、作文の字数が少なくてもいいよ。手書きのときに貼っていたチェックシールは、オンライン送信だと貼れない。キーワードの入れ方を今度説明するね。