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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   動物を生存させるために   さくらんぼ

チョウチンアンコウには、イリシウムという変わったアンテナが背びれから生えている。チョウチンアンコウはこのイリシウムというアンテナを発光させることが出来る深海魚である。 
そのことを発見したのは、ある海岸に遊びに来ていた一般の人にチョウチンアンコウが拾われたおかげであった。拾われたおかげで、チョウチンアンコウがどのようにして発光しているかということや、学術報告を書くことも出来た。チョウチンアンコウの発光のしかたは、上唇のすぐ上にある背びれから変わったイリシウムというと呼ばれるアンテナがあり、そのアンテナの先端にあるエスカという丸いふくらみが発光するそうだ。そしてこのチョウチンアンコウは、世界でのチョウチンアンコウの最長生存記録であるそうだ。このチョウチンアンコウは、海水に戻して飼育したところ、水族館で八日間生きたそうだが
深海魚の発光が観察された例は、この前にも、イタリアのナポリ水族館で一八九九年に生きたダルマザメの発光がガラス越しに観察されたそうだ。しかし、このように水族館で生きた発光する深海魚を飼育し、また観覧させるのは、深海に生きているということがあって、皮膚や内臓の体の各器官が傷つきやすいため飼うことが出来ない。
 そして今現在、水族館の未解決の課題としてこの問題があげられている。
私は、動物を飼った経験として、メダカを飼ったことが二回程ある。その死因は、どちらも幼かった私の不注意ではあったが、一度目はエサの与えすぎ、二度目は、直射日光が当たってしまっていたのにも関わらず、水の取替えを忘れてしまったり、水道水をそのまま与えてしまったことだ。
この経験をふまえて、私は一つ分かったことがある。それは、動物と言う私たち人間と会話の出来ない生物を幸せに生かしてあげるためには、私たち人間が、飼育者としての責任を持ってきちんと動物の限界まで生かし続けなければいけないということだ。私は、この頃よりもずいぶんと成長したので今度動物を飼育する場合は、きちんとその動物にあった環境を作って育ててあげたいと思います。
私は、動物の中では、パンダやコアラなどといったかわいらしい動物よりも、ホッキョクグマやヒグマ、ツキノワグマといった少しみんなからは少し怖がられていたりもする動物が好きです。その中でも私は少しいやし系なホッキョクグマが好きです。しかし今から書くことは、ツキノワグマのことです。ツキノワグマの多くは、東アジアに分布しています。日本は、まだ数は少ないですが本州・四国に分布しているそうです。しかし、九州地方では絶滅した可能性が高いそうです。なぜそんなにまで、数が減ってしまい絶滅という言葉までが出てきてしまったのでしょうか。私が思うには、先ほども書きましたが、人間がその動物にあった環境を作ってあげていなかったらこのようなことにはなっていなかったのかなと思います。
以上のことから分かったことは、人間がもっと野生のクマなども安全に住め、暮らせる環境に築き上げていくことが大事だと言うことが分かりました。
私が今出来ることとして、道路でもどこでも道にごみを捨てないと言うことです。道に落ちているプラスチックなどを動物が食べてしまったら危険なので数多くの動物がいるこの時代で動物を守ることとしてまずはごみを捨てないことから始めたいです。

   講評   kira

 さくらんぼちゃん、こんにちは。私たち人間はいろいろな動植物と仲よくくらそうと努めますが、それは本当に相手の身になっていない場合が多いようです。
 チョウチンアンコウの飼育が難しいことを要約して、同じようなお話を考えて行きました。
 一つ目は「メダカを飼ったこと」でした。「飼育者としての責任」を充分に果たせなかったために、かわいそうな結果になったのね。
 二つ目はツキノワグマが絶滅の危機にあることをあげました。先生が住んでいる町の動物園では、北極クマの人工保育に成功しました。自然の生き物を育てるのには、相当の努力が必要で、人間の思惑は通用しなかったようです。
 わかったことは、身近なところから動物が暮らしやすい環境をつくるようにしたいということですね。自然にやさしいことは、自分たち人間にもやさしいことになりますね。

★文のさいご、文末を「だ・である」の常体にそろえて書いてみよう。


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