対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2356 今日2538 合計11892
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自分流の生き方   

 欧米ばかりに目を向け、全ての価値判断をあずけて己を空しくしている現代日本。しかし、その欧米の風土よりも、根源的な、ナマな生活感の中で、純粋な魂の共同体を作るほうが正しいのではないか。西欧文化の系列と全く反対の出発点に立った、縄文文化とか、マヤ、インカ、北米インディアン……。この魂の風土ともいうべきものを見きわめあい、再発見、再確認し、ひらいていくことが大事なのではないか。西欧世紀末のいわゆる芸術運動、エリートだけの「芸術」の枠内での戦いは空しい。民衆全体、風土の生活全体の響き、うねりを及ぼすような運動であるべきだ。
 確かに、周囲に惑わされず、自分が信じたものを追求することが大切だ。僕は毎朝誘いに来てくれる友達がいるので必ず誰かといっしょに登校する。いっしょに行く友達の中には当然のように赤信号を渡っていた友達もいたが、僕は渡らなかった。最初は赤信号をわたって向こうで待っていた友達も、そのうち僕といっしょに信号を待つようになった。その道路は交通量も少なく、赤信号でも渡ることは簡単だし、「赤信号みんなで渡れば怖くない。」という言葉もあるけれど、僕はやっぱりルールは守ったほうが良いと思っている。
 しかし、良いと言われているものはどんどん取り入れていくべきだ。昔話の「わらしべ長者」では、お金持ちになりたいと観音さまにお祈りした男は、「一番はじめに触ったものを大事に持って旅をするように。」と言われた。1本のわらしべを大切に持っていると、みかん、反物へ変わっていき、最後には大きな屋敷になり大金持ちになった。これは言われたことを取り入れ、守ったからである。
 確かに、直感を追及することも周囲の意見を取り入れることも大切である。しかし、「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」という名言があるように、人としてのルールを守りつつ、自分が信じたように生きていけばいいのではないだろうか。<<総合化>>

   講評   kira


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)