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　　　動物　　　リラックマン

　島に住む動物と大陸に住む動物とでは、体の大きさが全然違う。島では、大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。動物に無理のないからだのサイズがあるように、思想も人類に似合いのサイズがあるのではないか。日本よりさらに小さな島にいて、大思想を持たない幸せと、いくばくかの劣等感とを、日々味わっている。
　私はこの話を読んで、一番びっくりしたことは、ネコのサイズが一番ちょうどいいということだ。
　同じアジアの人でも、島が違えば何もかもが違う。ちょっと前の社会の授業の時間に、最西端の与那国島についてやった時、すこし、ヨナグニサンについてふれた。世界最大のガで、写真を見たら、まるで模型か何かで作ったものかとびっくりするほど気持ち悪い。
　また、マダガスカルには、手のひらサイズのコオロギがいるとか・・・。人間も、本当のことを言えば、少し大きすぎて、ネコのサイズがちょうどいいらしい。でも、もし、日本人がネコサイズだとどうなっていただろうか。今のままでもういいのかなとも思った。また、動物は、自然の方がいいとも思った。やはり野に置け蓮華草のように。
　私はこの話を読んで、ネコのサイズがちょうどいいというのが分かった。

　　　講評　　　miri