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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   島に住む動物と大陸   おあよ

島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。巨大であることや矮小であることは、それなりの代価を支払わねばならぬ。(文章がおかしくなるので途中できりました)だからこそ、捕食者のいない環境に置かれると、大きいものは小さく、小さいものは大きくなって、ほ乳類として無理のないサイズにもどっていく   これが島の法則の解釈である。
僕は、オオクワガタをかっていた。雄が、だいたい5センチメートルだった。日本では、大きい方だと思う。しかし、世界のクワガタの中には「ギラファヒラタクワガタ」という10cm5mmの物もいる。しかも、「ヘラクレスオオカブト」という15cmほどの世界最大のカブトムシもいる。犬の場合でも、日本の犬の「柴犬」は体高40cmぐらいだが、外国の「ゴールデンレトリバー」は、体高が、なんと、61cmもある。また、人間を見ても、体の大きな人も日本にはあまりいない。
ずっと前のテレビで、国の頭のいい人たちが集まって問題をといていくという競技をしていた。これは、意外といい線をいっていた。やはり、体に関しても、知能に関しても、島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなるということは、あてはまる。


   講評   mako

 要約はいいね。
 オオクワガタを飼ったときのことやテレビで見たことを思い出して書いているのはいいことです。やはり「島の法則」はあたっていると思ったのね。
 日本は島国です。人種も大陸の国のように複雑ではありません。そんなことはあたりまえのこととして暮らしていますが、多種多様な民族が隣り合っていたり、同じ国の中で生活しているという国では、きっと競争や議論が激しく活発になるだろうと思います。そうしないと生きていけない環境だからです。
 作者はしあわせと劣等感をあじわっていると書いていますが、西原君はどうですか? 日本で生活していると、日本がすべてのように思ってしまいますが、世界は広い。オリンピックなんかを見ていたら思うよね。メジャーリーグ(野球)やセリエA(サッカー)を見てもスケールの大きさやレベルの高さにびっくりする。スポーツに限らず、世界の人たちに対して、ちょっと日本はかなわないなあなんて思うことはいっぱいある。その一方で、しあわせだなあと感じてしまう気持ち、わかりますか? アメリカンドリームという言葉がありますが、ばかでかい夢でなくてもいいから毎日ささやかなハッピーをかみしめていたい人には、大陸よりも島がちょうどいい世界なのかもしれません。

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