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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自己表現を意識して   えにほ

   最近では日本の若者も積極的の自己表現を磨きコミュニケーションを図る事に
つねに意識をしながら過ごしているようである。しかし、一昔まえでは、アメリカ人の教師が微笑んで英語で話すとなると、聞き取ることが精一杯でコミュニケーションと言っても、そこまで行き着かない。 そんな学生時代からの英語との関係を持った人に経験談である。『コミュニケーション』と云う意味合いが教室て座っている彼女とアメリカ人の教師との間にずれがある。学生時代も英語を習うと言うのも単位を取ると言うだけで,実際のコミュニケーションと云う概念が全くなかったようである。そんな彼女が英語の社会は『強靭な意思力と行動が必要』で毎日疲れないかと不思議に思っている。人によってそれぞれコミュニケーションのスタイルが違い,又言語やその文化によってもレパートリーが違ったりするはするのは確かである。極端に違ったスタイルの人達と出くわすと驚いたり、緊張をしたりもする訳だ。しかし、大事なことはそんな違った、ときには異質のコミュニケーションのスタイルと接触する事によって、自分のスタイルを振り返ってみることができる。長所、短所などを考え直し、磨きをかける 材料ともなる。

    まず第一の方法としては、まず相手の言っている事を良く訊く事だと思う。これがなかなか難しい。自分の言うことに集中しすぎて、相手の言っている事を訊けていない事が良く有る。『コミュニケーション』と一口に言うが、友達関係、家族関係、職場関係、プロフェナルな会合など自分の置かれている立場もいろいろ要素が代わる。そんな中でやっぱり基礎になるのが、家族とのやり取りである。家族の間でお互い思いやり、その上で意思疎通があることが大切である。

    第二の方法としては、自分の意思を巧く表現する人格を養うことである。高校時代から自転車のレースに懸けた別府丈史君は、現在フランスでDiscovery Channel のチームに所属してヨーロッパでの活躍が期待されている。彼は,中学時代からすでに自分の意志を的確にコミュニケーションできる少年だったと担任の先生がインタビューでお話されていた。自分の目的を達成するにも、自分の意思のコミュニケーションの巧さが大きな要因になる。別府君がその良い例といえる。

    確かに、コミュニケーションの巧さには人それぞれ差がある。しかし、『才能とは自分を信じる能力である』という格言が有るように、いつも工夫をすることで、巧くなるこつを探索することができる。コミュニケーションと言う角度から相手の事を思うことでニュアンスもかえる事ができる。生きるうえでたえず自分のスタイルを磨くことができる訳だ。

   講評   unagi

 <第1段落>著者の経験や疑問を端的にまとめた要約となっています。生き方の主題「異質なものと接触し、自分のスタイルを振り返る」
         
 <第2段落>方法①「相手の言葉をよく聞く」:様々なシチュエーションを考慮した上で、「基礎になるのが家族とのやり取り」と指摘しています。主題の「異質な・・・。」を成し遂げる原点として筋が通った意見と思われます。
 
 <第3段落>方法②「意思を巧く表現する人格を養う」:自転車の別府史之を伝記実例として、方法その2を説いています。「中学時代からすでに・・・。」という話の挿入が効果的です。
            
 <第4段落>反対意見への理解「・・・人それぞれ差がある。」でバランスを保っています。引用した名言が、続く主題にまさにピタリと当てはまっています。第1段落で使用した「磨く」という言葉を終わりの部分に再度用いることで、引き締まる印象を与えています。
                     

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