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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ちょうちんあんこう   えしの

深海魚が水族館で飼えないのは、それが深海に棲んでいるという事実よりも、深海に棲んでいるために皮膚や内臓が傷つきやすく体がもろくて壊れやすい、環境の変化に弱いという理由の方が大きいようだ。水族館では、傷つき弱ってきた魚の健康を回復させることがほとんど出来ないので、そこがとても弱い。しかし、水温も比重も、水質も明るさも何もかもを自在に調節できるようになった今では、未解決の課題として挑戦するのにとってふさわしい相手だろう。
僕は、メダカを飼っている。ほとんどおじいちゃんが世話をしているけど、そのおかげでメダカも元気だ。よく、
「おじちゃんメダカげんき?」
と聞くと
「うん、元気だよ。」
といつも言う。
「いつ水をかえるの?」
と聞くと
「ん〜。四ヶ月に一回くらいだよ。」
と言った。
「おじいちゃんいつもありがとうね。」
「まあね。たまにやらないこともあるけどね。」
おじいちゃんはいつも植木や生き物の世話をよくしているので僕は
「おじいちゃん生き物好きなの。」
と聞いたことがある。おじいちゃんは、少し考えてから
「うん。好きだよ。」
と言ったので、やっぱりと思った。
ぼくが幼稚園の金魚すくいで金魚を持ち帰るたびにおじいちゃんが、
「おっ。デメキンじゃないか。それに大きいね。」
と言って水槽に入れてくれた。おじいちゃんは水を換えるほかに、えさをやったり水草を買ってくれたりした。空気をおくるポンプも時間ごとにスイッチを切り替えた。放っておくとすぐ死んでしまうかのようだ。
「この魚たちは弱いからちゃんと世話をしてやらなければ、すぐ死んじゃうんだよ。」
と、おじいちゃんにいつも言われる。
ぼくは、カブトムシを飼ったりもしたけどいつも途中で世話が面倒くさくなる。それでも、おじいちゃんは幼虫が大きくなると入れ物をかえてやり、ふんの後かたづけもしてくれた。ぼくは、金魚はとっても弱いんだから、人の手を入れてやらなきゃ死んじゃうんだよ。と言われて本当にそうだと思った。

   講評   inoa


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