対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2426 今日1667 合計54003
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   言葉を細かく使い分けよう   MIZU

僕は、言葉を細かく定義して使い分けるべきだと思う。その理由は2つある。
第一の理由として、言葉を細かく定義して使い分けると、さまざまな利点が生まれるからだ。先日、東京へ行った。そして、父や母と一緒に道を歩いていた。本屋にいくためである。そうして歩いているとき、突然、
「ギュイーン」
ものすごい爆音が聞こえたので、僕はすぐに上を見つめた。すると、ビルの合間から、米海軍の「F−18戦闘機」が二機飛んでいった。僕はすぐに、母にこういった。
「このあたりに、米軍の基地があるんだね。」
もし、ぼくが「F−18戦闘機」と言うように言葉を使い分けていなかったら、「近くに米軍の基地がある」ということはわからなかっただろう。だから、僕は、「戦闘機」や「旅客機」ではなく、「Fー18戦闘機」や「ボーイング747旅客機」というように、細かく定義されている言葉を、使い分けている。
第二の理由として、言葉を細かく定義して、使い分けると、余計な言い回しがなく、わかりやすいものになるからだ。ぼくはよく、
「日本語の文章は、とても読みにくい。」
と思う。さまざまな言い回しがあり、言葉があいまいで、文章から想像しても、実際とは違っていることが僕の場合多い。
しかし、僕にとって、JAVAなどのプログラミング言語はとても読みやすい。なぜならば、一つ一つの言葉が、しっかりと細かく定義されているからだ。
たとえば、JAVAには、「drawArc(100,0,200,100,0,360)」というような命令がある。これは、100,0から、200,100のなかに入る塗りつぶしのない円を0度から360度まで書きなさいという意味だ。このように、プログラミング言語では、一つの言葉にしっかりと定義されている。日本語のように、あいまいさがない。おそらく、外国人から見たら、プログラムより、日本語のほうが、わかりにくいだろう。このような、細かい言葉を、使い分けて、より物事を正確に表すべきだと僕は考える。
確かに、言葉を細かく定義すると、覚えるのが大変だ。しかし、「出来上がった規則を何とか守ろうとするよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という名言があるように、現在、物事や社会が複雑になっている以上言葉を細かく定義して、物事を細かく表せるようにしておかないといけないと僕は思う。

   講評   ita

 こんにちは、MIZUくん。プログラミング言語が細かく定義されているために誤解を生じないという例、うまく書けていますね。よく分かりました。(^o^)
           
              

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)