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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   可愛いタンポポ   ミー

「わぁ,なんか可愛い…。」
わたしは,タンポポを見て思いました。黄色くて,ちいさくて,ひかえめに咲いているタンポポ。これがそのうちに,みんな,はなればなれになって,どこかで,花をさかせる・・・。こう思うと,タンポポって,なんかすごいように思えてきます。お母さんからはなれていくというのは,わたしたち,人間とおなじようですが,そこからそれぞれ、自分のために,花を咲かせるために風に乗っていくというのは,わたしから見れば,素晴らしい冒険だと思います。
わたしは、タンポポをとろうと,そっと手を伸ばしてみました。タンポポを手にとって見ると,タンポポは,取られたことがいやかのように子供たちを風に乗せていきました。わたしが自分の目の前に持ってきたときには,もう残っていたのは,半分くらい。このとき,わたしは,
(タンポポをとらないほうがよかったかな。)
と、心の中で思いました。私は、今,目の前にあるタンポポをどうしようかと思いました。
(ここにおいていったほうがいいかな?それとも,持って帰る?ここにおいとくには,もう抜いちゃったし・・。)
わたしは,どうしようかとしばらく考えてから,手をそっと持ち上げて,タンポポに,思いっきり息を吹きかけました。ワッ・・・残りの半分が,宙にまい上がって,遠く飛んでいく・・・。みんなばらばらになって。私は,遠くに飛んでいくタンポポを,しばらく見ていて,その場からいなくなりました。

   講評   miri


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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