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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   想像力   りんこ

 学童の遊びには多くの想像力や抽象思考力が入ってくるからきわめて多彩なものになる。すでに3歳頃から認められたことではあるが、低学年では特に「何々ごっこ」が盛んになる。7、8歳ぐらいまでの子は飽きずに同じ「ごっこ遊び」を繰り返す。しかもその度に本気で誰か他の人物になったつもりになり、例えば勇猛や冒険心が心に湧き上がるらしい。ボール遊びなどというものは小学校の上級になるほどチームを組んで、ルールを守るという本格的なゲームの形を取るようになる。考えの元で行われるゲームをピアジェは「自律的ゲーム」と呼び、それ以前の「他律的ゲーム」と対比されている。ゲームとは、遊びの一種に過ぎないとはいえ、この種の遊び活動とを通して社会的ルールを守ること、そのために他人と協力する事、つまり倫理の基本的訓練が行われるのだ。さらに、遊びの中で想像性が豊かに発揮されると、創造的活動にまで繋がっていく。学童期は空想の世界が花開く時代である。子供の多くが詩人的素質を示すのも、彼らの新鮮な感受性と、奔放な空想力が発達するからであろう。
 子供の頃の想像力を使った豊かな遊びはいいと思う。(意見)私も、幼稚園の頃よくお母さんごっこを毎日のように今となっては良く飽きなかったな…と思うほどやっていた。しかも、私はいつもお姉さんの役になりたがりお姉さんの役以外のものにはほとんどならず、もしもそれ以外になると、やる気が起こらなかったのを覚えている。小学校に上がってからはお母さんごっこはさすがにやらなかったが、ポケモンごっこがとてもはやりその時の呼び方があだ名になってしまった友達もいて、その子は今もそのあだ名で呼ばれている。これはポケモンとそれを飼うトレーナーとに分かれて遊ぶもので私は特に長い長い電車に乗っている時間それをやっていたが、あまりポケモンに興味がなかったため、全然面白くなかったが電車に一緒に乗って行き帰りしている以上一緒にやらなくてはいけなかったのだ。
 大人になるために色々な知識を身につけることも大事だと思う。(意見)英語は、私たちにとって公用語ではないため文法などの知識を蓄えるためにはだれかにちゃんと教えてもらわなくてはいけない。そうでないと間違った知識を身につけてしまうことになるかもしれないし、そのまま英語を公用語として話す地域に行くと馬鹿にされてしまうと思う。また本も、字や読み方を教えてもらわないとなんて書いてあるか読めないし、右から読むのに左から読んでいたりしてしまうと思う。「文化もパーソナリティも、多くの場合少しずつ変化し、そして時には大きく急速に変化しうるものである。」とあるが、この文化というものは社会にでて身につけるものなのだ。(長文実例)
 確かに、子供の頃の想像力を使った豊かな遊びも大人になるために色々な知識を身につけることも大事だと思う。しかし、最も大事なのは「子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている」という言葉があるように、そのときにしか出来ないことを夢中になってやることである。(総合化)

   講評   huzi

 3.1週の進級テストの課題ですね。いそがしい3月だったので、提出が遅れてしまったのは惜しいですが、内容はいいですよ! 長文の意見をしっかり取り入れ、自分の体験を豊かに描きだすことができました。字数も【1200字】をクリア。
  想像力を豊かに発揮できる遊びのよさを、幼いころに十分味わったのですね。おままごとでは、お姉さん役をすすんで引き受けたのは、莉絵子ちゃんの個性が小さなころからあらわれていたのかな。
 この段落は、体験で終わりにしていますが、さらに体験した遊びの意味づけを行っておくとよさそうです。楽しかったり、つまらなかったりした遊びは、その後の成長にどう影響していると思いますか?
  2つ目の【意見】は、【長文実例】をまじえて、うまくまとめましたね。一見つながりを見出しにくくても、切り口を変えれば使える。長文実例のおもしろさです。
 【総合化】は、そのときにしかできないことを夢中になってすること。一点集中の大切さでまとめたね。長い目で見てどうなのか考え、また、そのときを精一杯楽しむ。二つの視点があることで、経験の持つ意義が深まるということですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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