対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2356 今日1334 合計10688
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   道の役割   おすし

 幅1メートルありやなしやの自然発生的な細い道がありました。ところがその道は、最近アスファルトがしかれてしまいました。街道筋なら舗装する必要があるけれど、そんなに細い道まで舗装しなくてもいいと思います。土のしかれた道には、いろいろなものが落ちています。例えば、しゃれた石、虫の死骸、石炭のかけらなど、手に取りたいものがたくさんあります。しかし、アスファルトで舗装された道にはそんなものは落ちていません。昔は、いろいろなものに気をとめながら歩いていたといいます。そして、道が一番道らしいのは、人間の暮らしを暖かに支え、いろいろなものを発見することのできる、踏みしめられた道です。このことだけは忘れてはいけません。《要約》
 私が1番心に残ったことは、土の道には手に取りたいものがたくさん落ちているということです。私の家は大通りの前にあるからなにも手に取りたくなるようなものはないのです。だから、拾ってみたいと思いました。
 私の家の近くに、森のような公園があります。その公園は、夏休みに、ラジオ体操の時に行きました。なんと、初めてこの公園に来た時と様子ががらっと変わっていました。どこが違うか考えてみると、地面がコンクリートで固められてしまったことだということに気づきました。コンクリートといっても平らではなくて、ボコボコのものでした。これは意味があるのかと思ったほどでした。
 まるで耳栓のように道独自のものを覆い隠してしまうアスファルト。ほこりは舞い上がらないけれど、手に取りたいようなものが無くなってしまったのは残念です。《たとえ》
 私の祖父と祖母は、愛媛県に住んでいます。私が二年生の時は、祖父の家の周りが全て田んぼに包囲されていました。土の道も多く、自然がいっぱいでした。三年後にまた来てみると、四つの田んぼのうち、三つが家になっていました。そのうえ、道もアスファルトにコーティングされていました。私は、田舎でもアスファルトの道が多くなったと感じました。《前の話・聞いた話》
 道は、人間にとって絶対に必要なものです。だから、アスファルトにするべきか、しない方がよいのか、よく考えてから舗装することが大切だと思います。《一般化の主題》

   講評   inoro

こんにちは、富美江ちゃん。清書のパソコン書き、ありがとうございました。こうしてパソコンで読んでみると、あらためて富美江ちゃんの作文のよさがわかりますね。今回の作品はとても大人っぽく書けました。大変良くできました。
(ペンネームは「えみふ」か、好きな名前にしてみましょう。今回は妹さんの「おすし」が入ってしまいました。)

6年生の扉を閉じ、新しい扉へ! レッツ・ゴー!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)