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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   遊びと子供   みかん

 子供の頃は、遊びの中から自然に学ぶことは大切だ。私は小さい頃、あるアパートに住んでいた。そこには、私と同じ年の子、年下の子、年上の子などさまざまな遊び相手がいた。私は毎日のように彼らと遊んでいたが、そこではいろいろな体験をすることができた。それらのうちのひとつに、わがままを言ってはいけない、ということがある。鬼ごっこやかくれんぼをするとき、みんな、鬼になるのをいやがっていた。だからといって、絶対にやりたくない、とわがままを言っていたのではだめで、みんな平等にじゃんけんをして決める、ということを学んだ。私が学んだことの二つ目は、みんなを上手にまとめるにはどうしたらいいか、である。私はそのアパートの中では年が上のほうだったので、いろいろとみんなの面倒を見ることが多かった。そのときに、誰かがわがままを言っていたら注意し、また、小さい子から大きい子までが楽しめるような遊びを考えた。そのような経験があるから、いま、いろいろな人とも摩擦がないように接することができるのである。今日、遊びの重要性は見直されつつあるようだ。最近、学童保育が大人気なのだという。以前は共働きの人などの忙しい人たちがそれを利用していたが、今では、ずっと家にいる人でも子供を預け、いろいろな子と一緒に遊ばせているそうだ。
 しかし、勉強の中でしか身につかないものもある。昔話にでてくる「金太郎」も、熊にまたがって馬の稽古を一生懸命していたから強くなれたのだ。また、ゆとり教育が叫ばれている今日でも、学習塾の役割が年を追って大きくなっているのは、反復自習が大切だからだろう。
 確かに、遊びの中から自然に学ぶことも、勉強の中で学ぶことも大切だ。しかし、「子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている。」という名言があるように、もっとも大切なことは、発達段階に応じて、その一瞬でしか身につけられないものを身につけていくことである。

 

   講評   kira

 みかんちゃん、こんにちは。次は、生き方の主題です。いろんな話題で考えていこうね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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