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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あだ名は良いものか、悪いものか   いえてぃ

 私は高校時代、周りの人達に「じんべえ」と呼ばれていた。私が所属していた部活では、入部初日に先輩達にあだ名をつけられるという慣習があり、なぜかそんな変なあだ名をつけられた。「うなぎ」先輩という、またもや変なあだ名の先輩が、「魚仲間が後輩に欲しい」と言って「じんべえざめ・略すとじんべえ」ということでつけられた。3年経った今でも、このあだ名で呼ばれている。
 私は、あだ名は良いものだと思う。
 理由の一つは、本名で呼ぶよりも親しみが湧き、意外な人とつながりをもてることである。あだ名は本名より覚えやすい。先ほど出てきた「うなぎ」先輩や、他にも「なめこ」「チコリー」…などなど様々なあだ名の人が私の周りにはいた。総勢100人以上の部活で、ほとんどの人と仲良くなれたのはそのおかげだと私は思う。
 もう一つは、その人の個性をよりアピールできることだ。たとえば、私の友達で、「テク」というあだ名の人がいる。「テクニシャン」の略である。彼は非常にドラムがうまい、という理由でそんな名前になった。他にも、森山直太郎並に歌がうまいからという理由で、「直太郎」と呼ばれている男の子もいた。
 もちろん、あだ名には悪い面もある。本人が思ってもみなかったひどいあだ名をつけられて、傷ついたりすることもある。しかし、人間は結果から事の良し悪しを判断する。…とすれば、ひどいあだ名も後に周りから親近感を持たれることによって、本人の中で「いいあだ名」に変化するのではないだろうか。
 以上の理由から、私はあだ名は良いものだと思うのである。

   講評   nane


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