対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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いつから世の中が矛盾を ぐみ
いつからこの世が矛盾を グミ 矛盾には、良いものと悪いものとがあって、嫌われる、所謂矛盾は、良いものを除外して考えているようである。同じ平面の上を、反対方向から進んできた二つ同じ力がぶつかり合えば、両者は互いに相殺し合って、運動のエネルギーは消滅してしまう。避けなくてはいけない矛盾とは、この相殺の論理の事である。数学的に言えばプラスとマイナスの和である。+5と−5を加えると0になる。こうして一度、矛盾が不毛だと知れると、我も我もと論理性へと走る。かくして、論理は隠れた信仰の一つにすら成っている。《構成矛盾は良いか悪いか、私は良いと思う。《是非の主題》 理由.1 矛盾はなぜ良いか。私もこの長文を読むまでは「悪い事」と思っていた。しかし、この長文を読んで、考えが変わった。矛盾が在ると、新しい発見や新しい創造が生まれる。なぜなら矛盾を肯定すると言う事は多様性を受け入れるという事だからだ。たとえば、人間の行動には矛盾が多い。その時の気分や天候などにも左右される。しかしそれを、受け入れる事によって新しい関係が作られるという事がある様に思える。《題材》《表現》
理由.2 矛盾が無いと、在り来たりでつまらない。この間、チョメちゃんと電車に乗っていた。小さい子がグリングリンという歌を歌っていた。当時、理由は分からないが替え歌が流行っていた。チョメちゃんと私はどんな替え歌にしようか悩んでいた。チョメちゃんが「題名はフリンフリンが良いよぅ」と言った。私が何でフリンフリンなの、と聞いたら「面白い替え歌思いついたのぅ」っと言った。本当の歌詞は「ある日パパと二人で語りあったさ つらく悲しい事がラララあるって事を グリングリーン・・・」この歌は戦争に行くお父さんと子供の事を歌詞にしたそうだ。チョメちゃんが作った替え歌は「ある日パパは知らない女と歩いた それがママに見つかりラララパパはあの世行き フリンフリーン・・・」パパが不倫をしてしまった歌だ。3番まで作った。時々、こっそり歌って見るとなかなか楽しい。こういう風に想像力を使って替え歌をするのは楽しい! 矛盾は悪い、どんな事があっても矛盾は駄目だ。っと言いたい人は、刑事ドラマで出て来る、アリバイを想像しているのではないか。ちょっと前までは私もソレを想像していた。さっきも言った通り、考えが変わった。矛盾は時と場合によって使い分ける物ナのである《主題》
講評 isimi
とても難しい言葉を使って、頑張りましたね。そして、後半の体験実例にあった替え歌には、先生も大笑いしてしましました。中学生になったばかりでこの発想ができるということにも驚きましたが、「うまい!」と拍手を送ります。「項目」は名言が入れにくかったようですね。九十一番、「悪いことそのものがあるのではない、時として悪いことと良いことがある」という内容のものが使えますよ。「矛盾は時と場合によって」の前に入れていきましょう。
表記上の注意:数字は漢数字で書きましょう。「理由1.」という書き方ははっきりしていてわかりやすいですが、作文なので「一つ目の理由に」としていくと良いですね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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