対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日3224 今日1287 合計56847
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   人の試練   千鳥

僕は、今パリ日本人学校に通っている。僕は、フランス語が大してわからないため、このことはとてもありがたい。しかし、多分無いとは思うが、もし現地校にほうりこまれたりでもしたら、それこそ最悪だ。この文章の中で例えれば、そう、まるで激流の川だ。それぐらい僕にとっては嫌なことだ。でも、その嫌なことを体験するように、すこし気持ちをもぐりこませて考えてみた。
 自分は日本人。周りは言葉もロクに通じないフランス人ばかり。現地校交流でいったことのある学校だ。こういう時につらいことは、こっちを見てクスクス笑われることと、周りが楽しんでいる時に、自分だけ言葉が通じなくて黙ってしまうことだ。こんな風に楽しめないまま学校で生活していく・・・。
 もちろんこんな風になるわけがない。でも、誰でも不安なことに対しては、だいたい似たようなことを考えるはずとわかった。たとえ位の高い人でも、暗いことは考える。でも、100パーセントまではいかずとも、だいたい友達ができたり、この場合では言葉が少しはわかるようになるはずだ。
また、もう一つのことは、プールで、友達と遊んだ時のことだった。その時に、沈め合いをしていたら、深い中央のところに来てしまって、おぼれそうになった。じたばたしていているうちに、空気がどんどん無くなっていって、ものすごく焦った。でも、動きつかれて、少し止まるとなんだか浮いてきて、ついに顔が水面からでた。そこには、大笑いしてる友達がいた。なんだかホッとしたように思った。
 このように、焦るといいことはそうない。急がば回れということわざもある。この文章の「私」のように、川の激流の流れに反発せず、逆に受け入れればいいのだ。そうしないといつまでも暗闇から引き上げてもらうチャンスが来ない。
 試練は乗り越えられないものはこない。むずかしくても、きっと逃れられるはずである。

   講評   unagi


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)