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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   共存の道   もっち

開発が進む里山では、野生動物の交通事故等、人間と野生動物のトラブルが相次いでいる。私たちは野生動物との本当のつきあい方をしっかり学ばなければならない。
これは、今の日本人全てが考えるべきことである。なぜなら、人類も、野生動物によって多くの影響をうけているからである。
一番身近な例は、日光のサルや宮島のシカによる生ゴミあさりや観光客への暴行である。これによって、生ゴミの散乱等、人間は多くの被害を受けている。他にも農作物を荒らされたり、土産物を盗まれたりもしている。
だからといって、野生動物との間に溝を作ってはいけない。中国新聞に、山口県山口市で行なわれている『シカの農地侵入を防ぐ取り組み』という記事が掲載されていた。それは、シカが歩くことのできない『シカ難歩行路』を設置し、シカの農地への侵入を阻む取り組みだ。この取り組みは、結果的に、野生動物と触れあう機会を少なくする。それはとても残念なことである。
そこで必要になってくるのが、作者が文中でも述べている『緑のコリドー(回廊)』である。『緑のコリドー』ができることによって、野生動物の非行を防ぐこともでき、人間がありのままの姿の動物と触れ合うこともできる。まさに一石二鳥である。
「動物園があるのだから、『緑のコリドー』なんていらないじゃないか」という人がいるかもしれない。しかし、動物園にいる動物は、所詮、檻の中に閉じ込められている、仮の姿の動物である。それは、動物達と本当の付き合いをしているとはいえないのではないか。動物達と、本当の付き合いをするには、『緑のコリドー』はやはり必要不可欠な存在なのである。
『果報は寝て待て』というが、これだけは待っていても出来てくれるものではない。積極的に活動していくことが必要である。
家にいても、外から小鳥のさえずりが聞こえてくるような町にしていく為にも、努力を重ねていきたい。

   講評   mako


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