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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   パニック状態にはならずに   かわうそ君

 ある日、私が川で遊んでいると、川の速い所に行ってしまった。あわててもどろうとするが、おし流され、もうだめだと思ったが冷静に考えてみると、下流は流れがゆるやかなのを思い出し、体を百八十度回転させ、下流に行って助かった。それを私は、大人になって手足が動かなくなってしまった時に思い出し、闘病などせず、手足の動かないのに教えられて生きて行こうと決心した。
 ぼくもたしかにそういうように、冷静に考えるべきだと思ったことがある。例えば、ぼくは、電車に乗っていたら、ねてしまい、乗り過ごしてしまった。僕は一しゅんパニック状態になってしまった。しかし、いつも母が、乗り過ごしたら反対の電車に乗っていたのを思い出し、その通りにしたら、いつも通りに帰れた。
 また、電車の話になってしまうのだが、母と待ち合わせをしていた時、車両から車両に歩いていると、車両と車両の間のドアに指をはさんでしまい、つめをまっ二つに割ってしまったことがあった。一旬頭の中がパニック状態になってしまったが、冷静に考えると、いつも家の近くの駅にある薬局に、爪や歯が割れた人が来ているのを思い出し、母と待ち合わせの駅で会ってから薬局に行き、衣料用のボンドを買って助かった。
 僕は、これから、パニック状態にならず、何でも冷静にやろうと思った。

   講評   kira

 かわうそくん、こんにちは。作文の送信方法で悩ませてしまったようですね。バッチリ、届きました。初めての作品でいきなり感想文(意見文)に挑戦でしたが、さすが明快な文章になりましたね。
●要約
 感想文のときは、一段落目は長文の要約をします。星野さんの幼い頃の体験から学び取ったことがらをうまくまとめました。段落に三文というのも、よいバランスです。二段落目からの文章となじみやすくするとすれば、「私」という主語を「筆者は」「星野さんは」としてみるといいね。
●体験実例
 ピンチを切り抜けた体験談を紹介してくれました。電車で乗り過ごしてしまう体験は、初めての時にはパニックになるね。やろうと思ってしたことでないだけに、焦ります。しかし、パニックは一瞬だったのね。かわうそくんは冷静ですね。
 もうひとつは、いかにも痛そうな体験です。爪のけがは激痛ですが、それもこらえて判断できたのはすばらしい。薬局を思い出したのは的確ですね。でも、これ「衣料用」ではなく「医療用」ではないかな? 
● たとえ●ダジャレ表現
 パニックになった自分の心情を「まるで」でたとえてみるといいなあ。読者に想像を喚起させる為です。
●わかったこと
 「パニック状態にならず、何でも冷静に」が大切とわかったのね。いいまとめです。人間はこういった判断が出来るように、ピンチの度に鍛えられていくのですね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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