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　　　少年のころの桜は（感）　　　マロン

　　　少年のころの桜は（感）
　少年の頃のさくらは、もっと長く咲いていた感じだが・・・・・・と春ごとに、
同じ思いを繰り返してきたが、今年の桜は久しぶりに長かった。歩いて通勤できるようになり、花を見る目のほうのように少年時代ののどかさが戻ってきたせいに違いない。「桜前線」という言葉があるが、この言葉の意味はいただきかねる。
　僕は、よくヨットの大会で自然の多い場所に行きます。例えば富士五湖のひとつである「野尻湖」や宮城県にある「名取」などに行くことがあります。そこでは、自分達が住んでいる都会とは違い、きれいな星空や夕日が見られます。その景色は、僕のすんでいるところとは、一味違う美しさを楽しめます。ぼくが見た場所の例として「野尻湖」と「名取」を上げてみます。
　「野尻湖」には、最近でゴールデンウィークに三日間行ってきました「野尻湖」では、ヨットのレースがあり、とても忙しかったけれど、夜空を見る機会が意外と多くありました。
　その夜空は、満天の星空で都会では見ることのできない夜空を見ることができました。その空は、今までぼくが見た星空（夜空）の中では、とても綺麗なほうでいた。
　次に宮城県の「名取」に行ったときにも、日本で一番選手の集まる「全日本大会」がありました。そこでは、とても綺麗な夕日と満天の星空を見ることができました。
　そこで見た夕日は、僕のすんでいるマンションの展望台から見たものよりもきれいで、写真にのこしておきたいほどのものでした。そして夜空は、僕の心を落ち着かせてくれて、大会のつかれもすぐにとれました。（どちらも写真に残しました。）
　最後に、僕は人が自然の綺麗な景色や美しいものをみると、皆今まで溜め込んできたストレスや、疲れを取れると思います。それに、人間は、自然から生まれたのだから、自然を楽しむことは、とてもいいことだと思う。
　最後に、筆者は、僕たち読者に「人々は、自然にかえり初心を思い出し、これからも暮らすべきだ。」と伝えたかったのであろう。

　　　講評　　　muri

テレビやビデオで世界中の珍しくて美しい景色を見ることができますね。最近ではハイビジョン画像で、まるでその場にいるような迫力のある画像を見ることができます。しかし、どれだけテレビで美しい画像を見ても、実際に自分が見た景色の感動にかなうものではありません。
マロンくんの見た野尻湖や名取の星空は、きっとこれから見るどんな映像の星空よりもきれいで心に残るものだと思います。そういう美しさを伝えることができた作文になりましたね。

実際の星空の美しさを言葉で伝えるのは、難しいですね。そのためのひとつの方法はたとえを使うことです。星というものからなるべく遠い存在のもので星のきらめきを表現してみるといいと思います。
もうひとつの方法はそれを見た自分の気持ちを表現する方法です。これは、今回とてもよくできましたね。「大会のつかれもすぐにとれました」という表現だけで、その星空の美しさがどのようなものだったか、すごくよくわかりました。
総合化の主題としては、「自然の綺麗な景色や美しいものをみると、皆今まで溜め込んできたストレスや、疲れを取れる」という文がそのまま使えそうです。人間にとって〜という言葉を使って書いてみましょう。