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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   want or need??   りんこ

 「必要」は英語でおもに2通りの表現の仕方がある。ニーズとウォントである。「ニーズ」という言葉は、空間的に言えば、外部の状況を判断して、割りだした必要性であり、時間的に見ると、過去から現在にかけて人間が経験したこと、得たものを基準にして割り出した必要性という意味に使われる。これに対して「ウォント」は、自分の内部からでてくる必要性であり、現在と未来に時間軸をとった上での必要性を意味している。すなわち、欲望とか欠乏を内包した「必要」が「ウォント」の由来なのだ。飛躍するには、内なる欲望の力を借りなければならないのである。飛躍の原動力はニーズではなく、ウォントだと私は考えるのだ。
 私は、やりたいという気持ちを持てるような人になりたい。その方法としては第一に、目標を定めることである。私は将来の夢がまだ決まっていないが、将来の夢をを決めることで、勉強もやる気が出てくると思う。
 その方法としては第二に、簡単に物事を諦めないことである。何か物事をやっていると、必ずスランプというものがついてくる。そんなことがあっても挫折したりしては絶対にいけないのである。例えば、ノーベル賞を受賞した人は簡単に物事をあきらめるようなことはしない。そうすることで成功への道が開けたのではないかと思う。
 確かに、やる必要があるから行うというような考え方も必要だ。社会人となると、上から決められたことをきちんとやり遂げなければいけない。自分の欲望によって物事を推し進めることは出来ないのである。しかし、「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。」という言葉があるように、やはり私はやりたいという気持ちを持てるような人になりたい。

   講評   huzi

 まだ将来の夢は決まっていないという、莉絵子ちゃん。こういう時期に、今、夢中になれることを見つけて取り組んでおくのもいいかもね。夢中モードで完全燃焼の楽しさを体で覚えることによって、いつか「これだ」と決まった夢にも応用できそうですよ。
  ニーズが多い生活を送っていると、どれが自分のウォントなのか、わかりにくくなってしまいますね。内なる欲望(ウォント)は、どのようにすれば生まれてくるのでしょう。
 【方法】は、電話でパッと決まったね。アイデアが文章に直結した形で、わかりやすく表現できました。ノーベル賞の例は、ひとこと入れるだけで説得力を持たせられるね。
 【反対意見理解】には、現実を書けました(笑)。しかし、このような複雑な現実の中でも、自分のウォントを見つけ、見失わない人が、納得のいく人生を送ることができるのでしょうね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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