対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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話し上手になろう! 青藍
話には間があったほうが良いと思う。
第一の理由として、話の内容に深みが増すからである。
芸術、伝統文化、別れの悲しみ、名言…。このようなことについて話をするときは、言葉の重みが必要とされる時がある。不思議な表現の詩、ピカソの絵も、じっくりと眺めれば眺めるほど心に響いてくる。
次々と難しい話をされても、心で消化する間が無ければこっちはついていけない。話に間を作れば、より高いレベルの会話ができるようになる。
第二の理由として、冷静に自分の発言を見つめなおせるからである。
少し前に、学校で討論会をしていたときのことなのだが、相手の意見のあとにすぐ自分の意見を述べる、と繰り返していた。するといつしか落ち着きを失ってしまい、討論ではなく、まるでケンカのように
なってしまった。
相手の発言から少し間をおき、その意見を踏まえてから自分の主張をすれば、もっともっと有意義な討論会になったはずだ。
しかし、間が無いほうがいい場合もある。例えば友達と二人きりで登校するとき、会話が途切れると気まずい空気が流れてしまう。楽しく、わいわい騒いでいるときは、リズムを崩すことなく会話のキャッチボールをするのが理想であろう。
話の中で上手に間を作るのは、「話し上手の人」の条件であると思う。そのためには周りの空気を読む、ということが必要ではないだろうか。わたしはこれから話の中に上手く間を入れて、充実した会話を楽しみたい。
講評 hamura
毎回、骨太な構成力のしっかりとした作文を仕上げています。立派です。本文の内容は大変難しくなってきますが、よく理解して、自分の言葉と思考で、本文を発展させる方向にまとめる力も優れています。
とても上手です。これからもこの調子です。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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