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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   今と昔の先生   ショウ

 今と昔の先生   
ショウ   「おはようございます。」《構成》
僕の担任の先生は校門を入ったらすぐあいさつをしてくれる。日本の学校のときは、先生、友達に会ってもあまり返事をしてくれなかったけれど、ワルシャワに来て必ずあいさつを誰かがしてくれるのでうれしい。なぜ、日本の小学校より生徒が少ないのに必ずあいさつをしてくれるのだろうと思う。
僕の担任の先生の楽しいところはたくさんあるけれど、ひとつは話すことが面白いということだ。この間の運動会練習のときも、しっぽ取りゲームで、
「しっぽをつけるのに失敗したら『しっぽいした』というんだよ。」
と教えてくれて面白かった。それで僕の友達が言おうとしたら
「しっぽゎいした」
になってしまった。先生はそのときたまたま思いついたそうだ。
 僕のお父さんの子供のころの楽しい先生は、教科書に書いていないことをいろいろ教えてくれたり、知らないことをたくさん教えてくれたそうだ。お母さんは、高校のときの歴史の先生が歴史の裏話をたくさんしてくれたのでよかったそうだ。そのほかにも、休み時間に、一緒にドッジボールをしてくれたり、授業中にはダジャレなどをいって、楽しい雰囲気にしてくれたそうだ。中学生まではこわい先生のほうが多くて、一回たたいただけで、まるで、人間じゃないかのように遠くまで飛んでいってしまったことがあるらしい。《表現》《題材》
 このお父さんとお母さんの話を聞いて、楽しい先生といってもいろいろな感じ先生がいるんだなとわかった。《主題》それから、昔はこわい先生がいっぱいいたということもわかった。《主題》僕は、今までこわい先生といったら一人ぐらいしかいないので、お母さん、お父さんのようにこれから先、こわい先生も体験してみたい。
 

   講評   siro

 ショウくん、こんにちは。進級試験の作文がんばりましたね。項目も全て使えていましたし、目標字数もクリアできました。進級試験は合格です。おめでとう!!

 「しっぽをつけるのに失敗したら『しっぽいした』というんだよ。」とは、ダジャレの上手な先生ですね。こんな先生の授業は、きっと皆の笑いが絶えず楽しいことでしょう。学生のときに勉強した内容というのは、数年経つと忘れてしまうことが多いのですが(もちろん、ちゃんと覚えている人もいますよ。)、こんな先生の面白い一言というのはいつまでも印象に残っているものです。また、ショウくんのお父さんお母さんに聞いた話の中に登場したような「たたく先生」というのも、忘れたくても忘れることはできませんね(笑)。この先ショウくんは新たにたくさんの先生と出会うでしょうが、一人ひとりの先生の個性をよいものを受け取ることで、楽しい学校生活が送れますよ。

 自分の体験談から、お父さんお母さんに聞いた話まで、具体的に書くことができました。最後の段落は「わかった」という言葉を使ってまとめられましたね。

 大変よくできました。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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