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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ほこりを払うまえに。 (清書)   えうや

 ノンフィクションとは事実の断片による事実に関する仮説にすぎない。
確かに、ありのままのことは大切だいう意見もある。もしニュースで、フィクションのような作り話を伝えていれば、それを見た人にとってはとても迷惑にちがいない。天気予報でも「明日の日本の天気は、オーロラが見えてスコールが降り、午後からはアメ玉がふるでしょう!」と言っていれば、とても迷惑だ(笑)。身近な体験では、夏休みの宿題がある。僕たちの学校では、たいていは理科の自由研究がある。それは、自分で好きなテーマを決めて、実験や観察などをするものだ。それで、自分で調べたことを勝手な結果とすりかえては、意味がない。ありのままの、本当のことを伝えるからこそ、意味があるのだ。
しかし、自分で創作したことを合わせれば、より真実に近づけるとも言える。言いたいことに、少し大げさでありえないような表現を入れたら、意外に言葉が伝わりやすいときもある。この前の春休みに地球温暖化についての特集のようなテレビ番組がやっていた。その番組を見たのだが、とても珍しい映像が映っていた。それは、永久凍土で発見された、本物の何百年も前の人間だ。その名も『アイスマン』。その男は、とても昔に吹雪の中で凍え死に、そのまま凍りづけで発見された。そこではマンモスの足なども見つかっているらしい。しかし、「彼」が発見された永久凍土の氷は、もう融けてしまっているらしい。だが、父が言うにはそこはまだ凍っていると言うのだ。ちなみに父は旅行会社に勤めている。父の言うことを信じるべきかはわからないが、もしそれが正しければ人に地球温暖化を食い止めさせるために大げさにしていると言うことになる。しかし、この話しが入ることにより、地球温暖化の危険がよくわかるようになっている。
ありのままを伝えることも、創作することも大切だ。しかし一番大切なことは、相手に伝えることに責任を持つことだと思う。「カメラマンは、レンズのほこりを払うまえに目のほこりを払わねばならない。」と言う言葉がある。言葉という「カメラ」をきれいにする前に、自分の心をきれいにして、責任を持って話さなくてはいけない。

   講評   tama

 体験実例と意見がうまく結びついています。段落ごとの結びかたもいいですね。よくまとまっています。

 忙しい中、よく頑張って取り組みましたね。(^^)




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